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「あれ、どっかで見たことある顔だと思ったら……!梟谷のマネちゃん……!?」
「あ…!音駒の同級生……!?」
「ホントだ!去年の夏合宿の時の!」
相手の連れもこちらの3人組にも、どうやら面識があったようだ。
……少し待て。
今梟谷って聞こえたような……。
「え、梟谷?」
「というか私達2人は自己紹介した方が良くない?」
「っ、あぁそうだね、えと……雪月A、音駒高校2年です。今年の1月から男子バレー部のマネージャーやってます、梟谷って聞こえたので…明後日からよろしくお願いします!」
「めちゃめちゃ可愛い子がマネージャーとして入ってきてくれたんだぁ、黒尾達やったじゃん。嬉しいでしょ?」
「まぁその辺はほら、成り行きとは言えラッキーでしたね。しかも敏腕マネちゃんですし、美人ですしもう最高な紅一点ですよ」
「敏腕マネも美人も受け取るけど正味最後いらなかったよ鉄君」
「あはは!黒尾の扱い上手いなぁ〜。私、梟谷の男子バレー部マネージャーの白福雪絵です。こっちは雀田かおり、どっちもAちゃんと同級生〜。そして、こっちが、」
「梟谷学園男子バレー部マネージャー1年、楓水春です!AとはAのお父さんと私の母親が職場一緒だから、その繋がりで仲がいいんです!明後日からよろしくお願いします!」
Theアイドルフェイスな可愛い顔で笑顔を浮かべて、親友である水春は3人組に自己紹介と挨拶をしてくれた。3人組に時々彼女の話もしていたから、サラッと結びつけて貰おうと思って3人に声をかける。
「その、時々話す親友ちゃん、水春のことなんだ」
「おーそうか!!Aの親友!梟谷のマネージャーだったんだな!」
「私もマネージャーになってるのは今知ったんだけどね……さては水春さん驚かす気でいましたね?」
「えへ、バレちゃった!でも今でも驚いたでしょ?」
「驚いて口から心臓飛び出るかと思ったわ」
「口から心臓って!ウケる!」
「俺らの紹介は、明後日から嫌でも分かるだろうから、そこでしようか。」
「はい!ここだとあまり長話は出来なさそうですし、合宿の時に改めてお話聞きたいです!A、私達もう行くね。明後日会お!」
「うん!またLINEする!」
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作者名:RiN | 作成日時:2024年3月14日 2時