悪役の方がいいでしょ？『文ストxヒロアカ』 (ページ3)

今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:20,202 hit

１＿顔合わせページ3

現在位置は天空カジノ。

シグマさんのカジノだ。

度々此処に足を運ぶが、毎回そのスケールに圧倒される。

シグマさんは自分を凡人だと言っているが、全く凡人じゃないと思う。

シグ「此の部屋で良いか？広い部屋を用意してほしいと言われていたから、」

『嗚呼、十分な広さです。ありがとうございます。』

シグ「ところでゴーゴリ達はまだ来ないのか？」

『少し遅れると云ってましたよ。シグマさん、少し手合わせしませんか？』

そう云って僕は中央のテーブルに置いてあったトランプに手を伸ばした。

シグ「時間はあるな。ポーカーで良いか？」

『はい。僕ポーカーしかできませんし、』

部屋の隅に控えていたディーラーさんが色々と準備などをしてくれた。

ポーカーは得意な方…だが、フョードルさんとシグマさんには勝てた試しがない。

ーーー

ﾃﾞｨｰﾗｰ「では、showdown」

『フルハウス』

そう云いながら手持ちのカードを提示した。

シグ「ストレートフラッシュ」

『ぇ”っ、また負けた……』

シグ「Aはまだ心理戦が弱いな、」

『練習はしているつもりなんですけどね…』

ﾃﾞｨｰﾗｰ「支配人、ご指名のお客様がいらっしゃいました。」

『来たようですね。』

シグ「通してくれ。…他の二人はまだか…」

数分後、僕が入ってきたドアから５人、それぞれ全く違う格好の人たちが入ってきた。

なんか想像と違った…と思いながらも入ってきた人達に挨拶をした。

『初めまして、Aと申します。今回は宜しくお願いします』

？？「お前らのボスはいねぇのか？」

まるっきり無視された！！まぁいいけど！！

『未だ来ていません。そろそろ来ると思います。』

？？「客を待たせるのかよ。」

ドス「すみません、お待たせしました」

ちょうどフョードルさんとゴーゴリさんがドアから入ってきた。

ゴゴ「お待たせッ！！びっくりした？！」

ドス「うるさいです。耳元で騒がないでください。」

『……両者揃ったということで、始めましょうか。』

色々大変なことになりそうな予感がしたのはいうまでもない気がする。