勘違い ページ49
―次の日―
私は昨日と同じで木の上で教室を見ていた。
『あー…やっぱり。』
そこには、ガムテープでぐるぐる巻きになっている自律思考固定砲台がいた。
にしても、自律思考固定砲台って長いなぁ…
そんな事を思っていると…
寺「常識位身につけてから殺しに来いよ。ポンコツ。」
寺坂がガムテープを自律思考固定砲台に投げた。
菅「ま、分かんないよ。機械に常識は。」
はぁ…呆れた。
私は木から降りて窓を開けた。
殺「柊さん！？」
『あの、さっきから聞いてたんですけど、ポンコツとか機械に常識は分かんないとか、うっざいんですけど。』
寺「あ？」
『ポンコツ？貴方の方がポンコツでしょう？寺坂さん。頭も悪いし、前に赤髪さんに聞いたんですけど、殺せんせーの暗殺に失敗してチビったとか…？ふふ…笑えますね。ポンコツさん。』
寺「てめぇっ！」
私がそう言い嘲笑うと、寺坂は立ち上がった。
『…なんですか？間違ってましたか？(ﾆｺｯ)』
自律思考固定砲台を助けるためではない。
私はただ、間違っている事を教えに来ただけだ。
『と言うか…機械が貴方達と同じわけないじゃないですか。自律思考固定砲台さんは授業を受けるために来たんじゃない、殺せんせーを暗殺するために来たんですよ。貴方達もそれを聞いてるでしょう？』
前「…けどよ、授業に邪魔なんだぜ？」
前原が私にむかってそう言った。
『ここは普通の教室ではない。暗殺教室です。これからまた新しい殺し屋が来るかもしれない。これだけで邪魔なんて言ったら…この先どうなるんですかね？』
カ「…Aは…どうして一緒に暗殺しないの？」
…どうしてって…
『めんどいからです。暗殺とか、協力とか。』
殺「にゅや…」
『貴方達の事をいい人だと思いました…ですが勘違いだったようです。』
殺「柊さん…」
業「…柊さんは俺らの事嫌い？」
なんでいつもサボってるのに今日はいるんだ…
『…さぁ？けど、貴方の事は嫌いです。』
業「あー嫌われちゃった。」
遊び心で人のファーストキスを奪いやがって…！
『…自律思考固定砲台さん、』
律「貴方は…」
『知ってると思いますが、柊Aです。一応言っときます。』
そう言って帰ろうとすると殺せんせーに止められた。
殺「待ってください！…君には後で手伝ってほしい事があります。」
多分自律思考固定砲台の事だろうな、
『分かりました。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月猫(プロフ) - なのはさん» ちょうど今考えているところです！ (2019年3月25日 19時) (
レス) id: 186aaf5277 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです( ﾟ∀ ﾟ) あの、アイナナの本編ストーリーはあるですか？ (2019年3月25日 17時) (レス) id: f0491c9bba (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - たーくんさん» そう言ってもらえて嬉しいですっ！ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年3月22日 23時) (レス) id: 186aaf5277 (このIDを非表示/違反報告)
たーくん(プロフ) - 今までで1番面白い作品でした！これからもずっと頑張って下さい！！ (2019年3月22日 21時) (レス) id: c5ec68897c (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - 美桜さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月19日 9時) (レス) id: 186aaf5277 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月猫 | 作成日時：2019年3月14日 16時
