正直に ページ37
業side
俺は販売機でイチゴ煮オレを買い、部屋に戻ろうとした。すると前から柊さんが歩いてきた。
業「やっほ〜(ﾆｺｯ)」
『…はぁ、』
会った瞬間ため息って…w
てか、この方向…
業「どこ行くの？この方向女子部屋じゃないよ？」
『飲み物買いに行くだけです。』
なるほどね…あ、せっかくだし…
業「ふーん…はい、あげる。」
俺はそう言って、イチゴ煮オレを彼女に渡した。
『…』
柊さんは、イチゴ煮オレを握ったまま止まった。もしかして飲んだことないのか？
業「あ、飲んだ事ない？」
『…はい。』
業「美味しいから飲んでみなよ！(ﾆｺｯ)」
『…』
柊さんは少し嫌そうな顔をして、イチゴ煮オレを飲んだ。
『…美味しい！』
そりゃ、イチゴ煮オレだからね。
業「でしょ？他にも種類あるんだよ〜」
『そうなんですか…！次全種類飲みますっ！』
え？wマジかw
業「マジで言ってんの？w」
『はいっ！マジです！』
面白い子w
業「じゃあ、俺も付き合うよw」
楽しそうだしねw
『…いい人なんですね。』
いい人…？
業「？俺？」
『はい、嫌な人としか思いませんでしたから…』
本人にそれ言っちゃう？w
業「失礼すぎでしょw」
ホントに失礼w…まぁ、でも…
「…俺も柊さんの事色々怪しがってた。」
俺も思った事正直に言おう…
業「でもさ、もう無理には聞かないよ。言いたい時に言って(ﾆｺｯ)」
『…』
そう、これが今思った正直な気持ち。もう怪しむのはやめよ…普通に柊さんと友達になりたいや。
『…はい…(ﾆｺｯ)』
そう言って笑う柊さんはとても綺麗だった。
『あっ…でもお金…っ！』
業「あー大丈夫だよ。ここ冷えるし部屋に戻ったら？」
『すみません…ありがとうございます！(ﾆｺｯ)』
廊下を小走りで走る柊さんの後ろ姿を俺は見つめた…
業「…あーあ、こんな予定じゃなかったんだけどな…」
友達になりたい…と思った。けど今はそれじゃ物足りないと思ってしまった…
…俺は本当に柊さんを好きになってしまったのかもしれない。
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月猫(プロフ) - なのはさん» ちょうど今考えているところです！ (2019年3月25日 19時) (
レス) id: 186aaf5277 (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - 更新楽しみです( ﾟ∀ ﾟ) あの、アイナナの本編ストーリーはあるですか？ (2019年3月25日 17時) (レス) id: f0491c9bba (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - たーくんさん» そう言ってもらえて嬉しいですっ！ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年3月22日 23時) (レス) id: 186aaf5277 (このIDを非表示/違反報告)
たーくん(プロフ) - 今までで1番面白い作品でした！これからもずっと頑張って下さい！！ (2019年3月22日 21時) (レス) id: c5ec68897c (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - 美桜さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2019年3月19日 9時) (レス) id: 186aaf5277 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月猫 | 作成日時：2019年3月14日 16時
