二重人格少女の暗殺教室2

今すべきこと ページ28

渚side


奥「渚くん！杉野くん！」



奥田さんの声で僕は目が覚めた。



奥「皆大丈夫ですかっ？」



渚「良かった…奥田さんは無事だったんだ。」



奥「はい…。柊さんに隠れててって言われて…」



柊さん…



業「それで正しいよ…さすがだね柊さん。」



業くん！



業「犯罪慣れしてやがるよあいつら。通報してもすぐには解決しないだろうね。て言うか…俺に直接処刑させてほしいんだけど。」



杉「…でも、どうやって探し出す？」



確かに…どうやって…あっ！



渚「柊さんがしおり見てって言ってた！」



僕はそう言うと、しおりを取り出しページをめくった。…あっ！あった！



杉「…班員が拉致られた時って…普通ここまで想定したしおりなんてねぇよ。」



渚「殺せんせー恐ろしくマメだからなんでも書いてあるよ…京都で買ったお土産が東京で売ってた時のショックの立ち直り方とか」



杉「どこまで想定してるんだよ…」



渚「鴨川の縁でイチャつくカップルを見た時の寂しい自分の慰め方とか…」



杉「大きなお世話だ！」



あはは…



渚「でも、おかげで少し落ち着いた…今すべきことがちゃんと書いてある。」



これで、茅野達を助けられる…！

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