自然天然森ガール？~賢者の石(終)~ (ページ10)

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103話ページ10

ロン「夏休みに3人とも家に泊まりに来てよ。フクロウ便を送るよ」

『ええ、とっても楽しみにしてる。皆に会えないの本当に寂しいから…』

私達は声をかけられながら歩き、一緒に改札口を出た

ジニ「まあ、彼だわ。ねえママ、見て」

『綺麗な赤毛…ロンの妹さん？』

彼女はロンでは無く、ハリーのことを指差していた

モリ「ジニー、お黙り。指さすなんて失礼ですよ。忙しい1年だった？」

ロンのお母様のモリーさんがこちらを見て優しい笑顔で問いかけてくる

ハリ「ええ、とても。お菓子とセーターありがとうございました」

『こんにちは、モリーさん。A・フローレスです。私にまでセーターを作ってくれてありがとうございました。とっても暖かくて嬉しくて…大切にします』

モリ「あら、貴方がAなのね！息子達に聞いてた通り可愛らしい子ね。気に入ってもらえて良かったわ」

ロン「ちょっと、ママ！変なこと言うなよ！」

『ロン、私の話してくれてたの？ふふ、いい話なら嬉しいなぁ』

ロン「なっ、う、うん…」

ハリ「ロン、耳まで真っ赤だぞ」

ロン「うるさいぞ、ハリー！」

ハリーとロンは何やら戯れていて、きょとんとしながらも二人が楽しそうで、私はハーマイオニーと一緒ににこにこと笑っていた

すると何処と無く嫌な感じのおじさんが声をかけてきた

ああ、ハリーのとこのバーノンおじさんだ…

１度ハリーの家の近くに言った時に見たことがある

バー「小僧、さっさとしろ。お前の為に1日を潰すわけにはいかん」

そう言うととっとと歩いていってしまった

ハリ「じゃあ、夏休みに会おう」

ハー「楽しい夏休み…あの…そうなればいいけど」

『ハリー、何かあったら涙の石を強く握って？直ぐに駆けつけるから』

ハリ「大丈夫だよ。僕達が家で魔法を使っちゃいけないことを、あの連中は知らないんだ。この夏休みはダドリーと大いに楽しくやれるさ…」

『ハリーが悪い顔してる…』

悪巧みをするようなハリーの様子に心配しながらも、楽しめそうならいいかとも思う

こうして私達はそれぞれの家へと帰っていった

私は近くの森にでも行こうかな