自然天然森ガール？~賢者の石(終)~ (ページ18)

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番外編～楽しい薬作り(1)～ページ18

それはアルバス・ダンブルドアの一言から始まった

アル「Aは薬を作っておったな？何か必要な物があったらセブルス・スネイプ先生に言うといい、きっと力になってくれるじゃろう」

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今日は１日休みなので、マダムポンフリーに頼まれた治療薬を作る予定だ

『まだ材料あったかなぁ…』

昔は薬草は傍に沢山あったから直ぐに作れていたが、今は違う

時折ルークが持ってきてくれはするけど、その頻度は多くない

まあ、セブルス先生も居るし私が薬を作る必要もあまり無いから大丈夫だったけど…

最近は怪我をする生徒が多いらしくて私の治療薬がいくつも必要になっているらしい

この間も沢山作った

薬草をしまってある棚を覗くもそこには薬草の欠片が少しあるだけで、これでは薬を作れない

そこでアルバス校長の言葉を思い出す

『よし、セブルス先生に薬草分けてもらおう』

こうして私はお土産のクッキーを持ってセブルス先生の部屋まで足を運んだ

『セブルス先生、A・フローレスです。』

セブ「入れ」

『失礼します。先生、ちょっとお願いがあって…』

セブ「はぁ…何だ、さっさと言え」

『薬を頼まれたけど材料が無くて…アルバス校長が何かあったらセブルス先生を頼れって言ってたから…良ければ薬草を分けてもらえませんか？』

セブ「また勝手に…はぁぁ……」

先生は頭を抱え、深く深く溜息を吐いてしまった

『ああ、えっと、ダメなら大丈夫…困らせてごめんなさい』

セブ「……待っていろ、調合の準備をする。ここで作っていけ」

じっと見つめられたかと思ったら先生の部屋で作っていけと…

『えっ、私邪魔になりませんか？先生お疲れみたいだし…』

セブ「いいから待っていろ。お前が薬をどう作っているのか…何を入れているのか…その薬は安全なのか…我輩には魔法薬学の教授として確かめる義務がある」

ねっとりとした声で言われたけど…つまり私の作り方を見たいって事だよね？

『分かりました、特に変わった方法で作ってるわけじゃないからつまらないと思うけど…1人で作るより先生と一緒の方が楽しいしね』

いつも１人薬草の苦い匂いに包まれた部屋で鍋をぐつぐつ煮込むのは少し寂しいし退屈だったから、先生が居たら楽しくなりそう

それから先生は鍋等の器具を用意し、私が言った薬草も持ってきてくれた

楽しい薬作り～セブルス先生といっしょ～の始まりだ！