また、会える。 (ページ24)

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猫かぶりページ24

未来side

光「なぁ、ほんとーに行くのか？」
未来「お前が行かなくてどうするんだ!」

僕達が通う高校の学園祭は、中央ステージというものが存在する。
学園祭中のみ、グラウンドの中央に建てられるステージだ。
中央ステージでは、バンドや劇などの発表が行われる。
中央ステージで発表するには条件が2つある。
1つ目は先生に中央ステージを使用するための書類を提出すること。
2つ目は放課後に教室を借り、学園祭当日まで練習を行うこと。
自由参加なのだが、毎年沢山の参加者がいるらしい。

そして、現在。
駄々をこねる光を連れて、借りた教室へ向かう途中だ。
白と天に会うのがどうしても嫌らしい。

光「･･･ねぇー。」
未来「･････････。」
光「ねぇーねぇー。」
未来「･･･････････････。」
光「ねぇーねぇーねぇー。」
未来「･･････････････････。」
光「･･･････････････ねぇってば!!」
未来「･･･行かないはなしだからな。」
光「･･････どーしても？」
未来「当たり前だ。」
「ほら、もっとシャキッと歩け。」
光「･･････はい。」

なんでこんなに嫌がるんだよ？
ただ、バンドメンバーに会うってだけだぞ？

未来「面倒だ、、、。」
光「そんな事言うなよぉー!!」

天「未来達遅いねー。」
白「どんだけ長い距離歩いてんだっつーの。」
天「ほんとだよね。」

天「光、、、くん？だっけ。」
白「何回か家に遊びに来てた記憶がある。」
天「よくわかんないけど避けられてたよね‪w」
白「俺達だけな‪w」
「未来とは普通に喋ってたのに、俺達にだけかしこまってて、猫かぶり感が半端なかったよな‪w」
天「バレバレだったね‪w猫かぶりが‪w」
白「これでやっと普通に喋れるようになるんじゃない？」
天「そうだと嬉しいねー。」