また、会える。 (ページ23)

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エセ外国人ページ23

天side

天「Hey!バンドマン!元気かい？」

リビングのソファーで白とダラダラしていると、双子の部屋から出てきたであろう未来がリビングに入ってきた。

白「エセ外国人がいる。」
天「ハジメマァーシテェー。マイネーームイッズテン。」
未来「なぁ。」
天「ドォーシタンデェースカァー？」

エセ外国人設定で白と会話をしていると未来が真剣な顔で話しかけてきた。
何かあったのかとは思ったがその場のノリでエセ外国人のまま、未来に返事をした。

未来「バンド組もう。」

確かに未来はそう言った。

天「･･････アタマオカシクナッタンデェスカァ？」
白「頭おかしいのはお前の喋り方だろ。」

何を言い出すんだ双子の兄よ。
冗談は顔だけにしろよ。
ついさっき、1時間前にバンドを光くんと組むことになった君を応援したばっかだぞ。
バンド組んで開始1時間で方向性の違いでも生まれたのかい！？

未来「･･････3人で同じことをしたいから、、、。」
「バンド組みたい、、、。」

デレた。
珍しくデレた。
あの真面目がデレた。

白「･･･こりゃあ明日槍が降るな。」
天「いや、地球爆発じゃね？」
未来「････････････。」
未来「組むか組まないかだけハッキリしろ!」

顔を赤くした未来がそう聞いてきた。
そんな可愛い顔をしている兄を捨てられるほど汚れた女じゃないよ私は。
･･･人肌脱ぐか。

天「何事もチャレンジだよねぇー白さん？」
白「えっ？」
「･･･もしかしてお前やる気なの？」
天「当たり前。」
「大事な兄のお願いですよ？」
「聞くしかねぇ。」
白「･･･俺は遠慮しとこっかな、、、。」
天「ん？」
白「いっ、いいえ！やります!!」
「やらせて頂きます！！」
未来「やった!」

ということがあり、バンドを組むことになった。
未来の照れた顔と白の焦った顔可愛いかったなぁ‪w