また、会える。 (ページ19)

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不機嫌ページ19

未来side

未来「学園祭〜??」
光「そうそう！高校生活と言えばこれが1番の楽しみだろ！」
未来「なんでだよ。他にも色々行事あるだろ。」
光「はぁ〜。分かってないなぁ〜。これだから学級委員様様は。」

この腹立つ絡みを仕掛けてきたのは、俺の幼馴染にあたる二階堂光。

光「学園祭といえば、女の子をgetできるchanceが倍になるイベントだろ！！」

いつも、女の尻を追いかけている。そして、謎に英語の発音がいい。だが、馬鹿だ。こいつはただの馬鹿だ。

未来「はぁ。勝手にしてくれ。」
光「冷たぁーい。」
「まぁいつもの事だからいいけど。」
「今回は頼みたいことがあるんだ！」

嫌な感じがする。逃げるか、、、。

光「一緒にバンドを組もう!!」
未来「は、、、。はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!?」

やっぱりこいつは馬鹿だった。

話を聞くとバンドを組んで、目立って女にモテたいらしい。馬鹿馬鹿しい。そう考えているうちにだんだん自分が不機嫌になっていくのがわかった。

そして不機嫌なまま学校が終わった。

天「おかえりー」
未来「･････････」
天「え？なんで無視するん??」
未来「･････････」
天「･･････機嫌わっる、、、。」

今日はなぜか怒りが収まらない。天は悪くないのに無視をしてしまった。謝ろうと思ったとき、

未来「うわぁ！？」

急に天に押し倒された。ここが家で、後ろにソファーがあって良かったと思った。
頭を打つかと思った。

未来「危ないだろっ！」

天「･･････うるせぇぇぇぇぇぇ!!」
未来「!?」

大きな声を上げたと思ったら、髪の毛がぐしゃぐしゃになるほど頭を撫でられた。
いや、撫でられたなんてものじゃない。これは暴力だ!!

天「何があったかは知らないけど、家の外であったことは家に帰ってきてからまでグダグダ引きづるな!!」

確かに、、、。
･･････じゃなくて、まずいだろ！この状況!!
天が俺の腹の上に座ってるんだか!?
俺は下から天を見上げた状態なんだが!?

白「天の言う通り。」
「さっ、何があったのか俺と天に話してみ？」

いつから居たんだ白。そして助けろ!!

未来「･･･あぁ。」

とりあえず、返事をしておく。

白「天、その絵面なかなかにヤバいから早く未来の上に座るの辞めない。」

ずっと、その言葉を待っていた。ありがとう白。