また、会える。 (ページ18)

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秘密ページ18

天side

前世の話をしていたらだいぶ時間が経っていた。もう夕飯の時間だなぁ。

天「どれどれ、いい加減リビングに行きますかー。もう夜だし。」
白「確かに。俺達、目が腫れてるけど大丈夫かな？」

前世の話をしているうちに2人とも涙が止まらなくなっちゃったから酷い顔してる。

天「2人で映画見て泣いたって誤魔化そう!!」
白「‪そーだな‪w」

天「･･････降谷零こと谷瀬未来にはこのことは秘密にしよう。」

これは前世を思い出した瞬間に決意したことだった。

白「･･･その理由は？」
天「降谷さんは前世で誰よりも辛い思いをしたんだ。名探偵コナンが存在しているこの世界ではそれが当たり前のシナリオだったなんて残酷なこと、伝えるべきじゃあない。」

同期の皆さんや諸伏センパイが死ぬべきだったなんて･･････伝えられない。

白「･･････わかった。」

天「さぁこの話はここで終わり！」

そう、ここからは流川風真と流川ツバサじゃなく、谷瀬白と谷瀬天だ。

未来「今日は1日部屋に篭ってたな。」
天「あれっ？怒です??」

若干、不機嫌だなぁ。私の元上司の未来。

未来「そんなことない、、、ってどうしたんだｯその目!!」
白「2人で感動映画見てギャン泣きした。」
未来「何してるんだ、、、。」

呆れた目をされた。解せない。
こちとら感動の再会をしたのに。未来は知らないから仕方ないか。

いつか未来もこの事実に向き合うことになるのかな、、、。

その時は･･････

未来「ほら、カレーを作ったんだ。早く食べてくれ。」

天「うん！」
白「おー。」

ちゃんと支えますよ。
双子のお兄様。そして降谷さん。