おはよう ページ16
天side
天「おはよ、白。」
白「うん、おはよ。」
何もなかったかのようにおはようと挨拶出来るのは私達兄弟ぐらいだと思う。
天「いやぁー。すっごい頭痛かった。本当に死んだかと思ったもん。」
白「それなw」
白と名探偵コナンを見ていたときにひどい頭痛に襲われ、気絶したと思ったら前世を思い出した。きっと白も前世を思い出したんだろうなぁー。
天「ねぇ、、、」
白「どーした。」
天「話したいことたくさんあるよ。風真。」
白「うん。俺もだよ。ツバサ。」
やっぱり思い出してた。まぁじゃないとそんな泣き顔は出来上がらないかw
そんなこと言ってる私もきっと酷い顔だけどね。
天「私さ、警察学校卒業して警視庁公安部に配属されたの。」
「これでも、首席様だったからねw」
「そこでさ、黒の組織っていう組織の壊滅のために日々頑張ってたの。」
あの日、死ぬまではね。
白「黒の組織･･･?」
天「そう。国際的犯罪組織。日本の公安もそうだし、FBIやCIAなんかもこの組織を潰すために動いてたの。」
白「はぁ。俺の知らないところでそんなことが･･･。」
びっくりするよねぇー。
天「そして、日本の公安から黒の組織に潜入捜査官として潜入してたのが警察庁警備局警備企画課ゼロに所属していた降谷零さん。おそらく、未来の前世に当たる人だねw」
同じタイミングで逝っちゃったから双子に生まれ変わったのかなぁ。
白「!?」
「･･････まぁ、そうなるよな。俺達が生まれ変わってる時点で未来も生まれ変わりかもしれないとは思っていたけど･･････。」
「偉い人だよな、、、??」
天「まぁ。そりゃあね。ゼロは存在があまり知られてない部署だし、、。」
「それに私の上司だったし、、、。」
白「えっ！？元上司が双子の兄になっちゃったってこと!?」
天「うん･･･。」
白「いや、気まず!!」
いや、確かに。これからなんか気まずくね??
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作者名：真星夜空 | 作成日時：2022年5月5日 13時
