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_____まさか、主要人物に会ってしまうとは
安易に背負い投げなんてした私が馬鹿だった。
なんであんな事しちゃったんだA。
それにしても、。毛利蘭と鈴木園子。そして、安室透。
「 いや、降谷零だったっけ 」
ポアロでは完全にその影を隠してる。
よくやるよなあの人もさ。トリプルフェイスなんて。
「 疲れるだろうに 」
私が心配することでもないんだけどね。
とりあえずマイパピーに少しくらい休ませろって言っておこう。
...あ、所属する課違ったわ。
「 で、何ですかこの状況は 」
「事件解決のお祝いよ、Aちゃん」
「 」
夜になり誰もいないリビングで一人。
好きなバラエティを見ていた最中の事だ。
ドタバタと玄関が開いたと思えば、
たくさんの荷物を抱えた母がやってきた。
同僚の人を引き連れて。
「お邪魔しまーす」
「お邪魔〜」
「お、お邪魔します...」
ゾロゾロとリビングに入り「寛いで〜」という
母の言葉に甘えたのか各々が寛ぎだす。
私の存在なんてまるで無視。私は空気か空気なのか。
なんなのこの人達。本当に警官?え?違うよね?
警察官こんなことしないよね?せめて挨拶しろや私に。
そのまま「カンパーイ」と酒盛りを始めた大人達。
アレはどうだとか、コレはそうだとか。
恐らく、いや絶対に事件の話だ。
「 いや、待てよアンタ達 」
「?」
「 なんで
おいコラそこ、鍋をつつくんじゃない。
「なに?Aちゃん一人ぼっち寂しい感じ?」
「 萩原さん禿ればいいのに 」
「酷い!泣きそう!」
「 勝手に泣いてろ 」
泣き真似をする彼は萩原研二。
皆さんご存知。元故人です。
元っていうか本当なら故人です。しっかり生きてます。
元気すぎるくらい生きてます。
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さち - おもしろいです。続きが楽しみです。よろしくお願いします。 (2019年12月12日 15時) (レス) id: e37c997eb7 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - この話凄く面白かったです!再新頑張ってくださいp(^-^)q (2019年1月15日 2時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:M子ちゃん | 作成日時:2018年6月1日 3時