何をせずとも(Ms) ページ10
*
君がいる。
それだけで俺の気持ちは何処にいても満たされる。
「まーくん、起きて」
「ん...おはよ」
「おはよ」
肩をゆさゆさと揺すられて目覚める朝。
君の寝癖の付いた髪に触れて
朝の挨拶を交わす。
今日は久々の丸一日のオフで、
突然だったにも関わらず夜から泊まりに来てくれた。
軽く夕飯を済ませて、
シャワーを浴びて、
寝るまでの時間に談笑して。
気付いてたら寝てた。
俺の顔を覗き込んで優しい瞳で微笑むから
なんか照れ臭くて腕を取って引き寄せて
顔を見られないように胸に押し当てた。
「ちょっ、まーくん!苦しいから笑」
「んん...あともうちょっとだけ寝ない?」
「ええ...?今日はお出かけするんじゃないのー?」
「うん...だから、あともうちょっとだけ」
せっかくの休みだから
君は何処かに出掛けたいんだろうけど。
俺としては側にいてくれるだけで
そこに居てくれるだけで
何をしてなくても
幸せで満たされるから。
もう少しだけこのままでいさせてよ。
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白井さん書けましたー!
やっと書けた...笑
短編集って一から話を練らないといけないから楽しいんですが、似たり寄ったりの話になってしまってる気がします...汗
こんな話が読みたいよって言うリクエストなどあるととても助かります!笑
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まるのうち(プロフ) - ノアーさん» コメントありがとうございます!好みに沿えて嬉しいです🍀 (2022年10月10日 0時) (レス) id: 214dd9e1b7 (このIDを非表示/違反報告)
ノアー(プロフ) - お話すごく好みです🤧更新楽しみにしてます〜💕 (2022年10月9日 22時) (レス) @page6 id: 2de0e561d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まるのうち | 作成日時:2022年9月26日 0時