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【重岡side】
先生に外出許可をもらってスタジオに向かう。
久しぶりのスタジオ、久しぶりの街、久しぶりの楽屋。
全てが久しぶり。これからはもっと見なくなるんだろうなぁ。
そう思うと一筋の涙が流れる。あれ俺ってこんなに涙もろかったっけ。
重『おはよー！』
そこに居たのは淳太やった。
中『しげおはよう！』
あー淳太の声。落ち着くなぁ。そやG投げてみよ。
中『わｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞもうやめてやぁ〜』
重『あっひゃっひゃひゃ』
あー。この淳太の叫び声聞くのも最後になるんやろか…。寂しなるわ。
続々とみんなやって来ていつもの楽屋になる。
淳太の声。照史の声。�陲舛磴鵑寮次�小瀧の声。流星の声。神ちゃんの声。
全ての声を噛み締めるように目をつぶる。
賑やかで、穏やかで、俺の好きな"音"だ。
頬に暖かいモノが流れる。
それが涙だと気付くのにそう時間はかからなかったし。気付いたけど止めようとも思わなかった。
みんなもそっとして置いてくれた。
"最後"だから。
ス『本番10分前です！』
俺の闘いのカウントダウンが始まった。
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貴粉(プロフ) - ゆめさん» うぅ(泣)ありがとうございます 全然お話もまとまらないし…ゆっくり更新ですがよろしくお願いします！ (2017年12月24日 9時) (
レス) id: df7cb1570a (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - 貴粉さんの小説私はけっこう好きです！これからも頑張って下さい！ (2017年12月20日 18時) (レス) id: 53a92dd0a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：貴粉 | 作成日時：2017年12月1日 6時
