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…………
…
「大きい…………」
「でかい…………」
日が過ぎるのは早いもので、いつの間にかファッションショー当日。
ソヨンさんに渡された地図をもとに辿り着いたのは、予想していたよりもずっとずっと大きな会場。
今日私はここで、舞台に立つんだ…!
と思ったら、緊張とやる気で身震いがした。
警備員にパスを見せて、ベクと一緒に控え室に行くと、そこにはもう沢山の他のモデルさんとヘアメイクさん達がいた。
「お、おはようございます!」
と、周りの一人一人に挨拶をして回る。
快く挨拶をしてくれる人が多かったけれど、
中にはやっぱりライバル意識が強い人がいて、私を一瞥するだけの人もいた。
ベクは「カンジ悪っ」と苦い顔をしていたけど、
そんな事でへこたれてなんかいられない!
.
さっと衣装に着替えて、メイクを施す。
舞台でも映えるように、だけどスクリーンに映ってもケバくなり過ぎないように心がけて、慎重に。
「…よし、できた!
ベク、ヘアーセットよろしく〜」
「はーい」
周りが慌ただしくなる中、
ベクはいつも通りのテンションで、
いつも通り笑い話に華を咲かせてくれる。
おかげで変に緊張してしまう事もなかった。
「本番20分前になりました!
10番目までの出番の方はスタンバイしてください!」
扉を開き、スタッフさんが大きい声で呼びかけた。
「…よし、できた。どう?」
ベクの言葉に鏡を見ると、そこにはこれでもかってほど素敵な髪型の私。
「わ、すごい……!!
衣装ともあってるし、メイクにもあってる……!
バッチリ!」
「それじゃ、行ってこい!」
と私の背中を押したベクに
「ありがとう!」
と飛びっきりの笑顔を向けると、少しだけベクの頬が赤くなった気がした。
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ゆーこ(プロフ) - やっぱりベクの話は凄くいい。年下ベクにキュンキュンされる話が読みたいです。 (2016年11月23日 15時) (レス) id: 0f6b47fcf8 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんさわ(プロフ) - こないだから通ってる美容室の美容師さんがベクに似てて、なんかいろいろ大変でした!すっごくドキドキニヤニヤさせていただきました!!これからも応援してます!!NeNeさんふぁいてぃん! (2016年10月31日 23時) (レス) id: e0c6cb8a05 (このIDを非表示/違反報告)
メグ - どの作品も面白くて読みやすくて大好きです!応援してます! (2016年10月28日 17時) (レス) id: e0b6e3a9d1 (このIDを非表示/違反報告)
ベリーベリーラズベリー - こんな彼氏いたら、毎日が楽しすぎます! NeNeさん、これからも応援してます! (2016年10月26日 21時) (レス) id: 549f9ca5eb (このIDを非表示/違反報告)
純子(プロフ) - わぁこんな美容師さん どこに居ますか? 新作〜って思ったら完結してた 一気読み楽しかったです (2016年10月23日 3時) (レス) id: e13ed08fd7 (このIDを非表示/違反報告)
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