俺らの卑屈なマネージャーは今日もヤバい【ハイキュー!!】

卑屈26 ページ33

太一君と手荒れの話してる時に息を切らして賢二郎が帰ってきました｡


『あ,おかえりなさい賢二郎』

｢よくぞ帰還した｣

帰還?あ,姫華ちゃんとイチャイチャしてその…ね?賢二郎だって男の子だからだね!


｢ホント…死にかけた｣


賢二郎も好きな子の前で悶絶してたんだね…


『お,お疲れ様…』


｢…ん,太一に何もされてないな?｣

『うん…!手荒れのお話してた』


｢手荒れ｣


オウム返ししながら太一君を見つめてる


うんうんと頷く太一君


よし,と呟く賢二郎




何がよしなこかな…


その後少しだけ太一君と話した手荒れの話をして帰った





家畜ごときがいつまでもこんな所にいたらそれこそファンに殺 されてしまう…!


次の日


体育館のゴミを集め,それを捨てに行こうとすると姫華ちゃんが一緒に行くと付いてきてくれた




｢アンタさぁ,いつになったら部活やめるの?｣


『え…やめるつもりない…けど』



突然の質問に戸惑っていると


｢マネージャーなんて一人で充分じゃない!アンタなんて要らないでしょ!｣


『え…や,やっぱりそう思う…?!』


｢はぁ?!だからそう言ってるんでしょ!｣


『そ,そっか…じゃあゴミと一緒に捨てられてきますね』



｢あ,良いよ｡アンタにはこれ使うから｣


そう言ってカッターを取り出す




こ,これが噂の“カッターきゃー”?!


と思ったら



｢やっぱ無理ぃいいいいいイイイイ!!!!!｣


『…えっ?』


その声にわらわら練習してたメンバー様達が集まってくる




｢Aちゃん!唖然としてどうしたの?!｣


『ひ,姫華ちゃんが…ゴミ(私)を捨てようと…』


｢｢｢｢あぁ,ゴミ(Aが持ってる)を｣｣｣｣


皆分かってくれたんですね


そんな皆さん排除してほしかったんですね



｢けどカッターを持ってる理由は何だ｣


と牛島さんが指差す


あ…えっとそれはですね

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