リドル寮長のお姉さん【twst】 (ページ20)

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ハーツラビュル寮バラの迷路

モブ寮生A「おい聞いたか？ローズハート寮長に決闘を挑む奴がいるらしい」
モブ寮生B「''あの''寮長に？正気とは思えねえな。
5秒で首をはねられて終わりだろ」
モブ寮生C「でも寮長就任以来初の挑戦者だ。
久々の決闘、見に行こうぜ！」
既に決闘の話は広まっていて、監督生一行が着いた時にはかなりの人が集まっていた
ケイト「エースちゃんとデュースちゃんが寮長の座をかけてリドルくんに決闘を挑むって！？
マジで言ってんの？」
トレイ「俺も止めたんだが……」
と話す二人。
『おはよ、二人とも』
ケイト「あっ、おはよ～センセ～！
先生も決闘の話を聞いて来たの？」
『協力求められはしたけど……
今日は個人的にリドルと話に来たんだよ』
トレイ「……」
リドルと話す、と聞いたトレイは険しい顔をした
ケイト「トレイ君？どうしたの、そんな険しい顔して」
トレイ「いや……
また、以前のようになってしまわないかと心配で」
ケイト「あー、そういえば前先生来た時リドル君手が付けられないくらい怒ってたね」
トレイ「ああ。だからまたそうなったら……」
『……努力はする』
ケイト「面倒な事にならなきゃ良いんだけど……」

そうして決闘が始まった
しかし1年のエース達がリドルに勝てるはずも無く
リドル「首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)！！」
エース・デュース「うわあああ！！」
直ぐに首輪をかけられてしまった
『魔法使うの上手くなってるなぁ、リドル』
エース「先生はどっちの味方なんすか！！」
『うーん……』
ユウ「迷う所ですかココ！？」
大事な弟と可愛い生徒、天秤にかけるものではないとAは思った
グリム「ふな''ぁぁ……レベルが違い過ぎるんだゾ」
リドル「フン、5秒もかからなかったね。
その程度の実力でよくボクに挑もうと思ったものだ。恥ずかしくないの？やっぱりルールを破る奴は
何をやってもダメ。お母様の言う通りだ」
リドルがそう言うと黙り込むA
デュース「くっ……。確かにルールは守るべきだ。
でも無茶苦茶なルールを押しつけるのはただの横暴だ！」
デュースが反論する。
リドル「ハァ？ルールを破れば罰がある。
そして、この寮ではボクがルールだ。
だから、ボクが決めたことに従えないやつは
首をはねられたって文句は言えないんだよ！」
『っ……』
Aはぎゅ、と拳を握りしめている