リドル寮長のお姉さん【twst】 (ページ18)

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少し元気が出てきたのか、笑っているA
エース「あの先生優しいところあんのね。
……というか、話を聞いてる限り先生に悪い所なくない？」
同調するように頷く2人
『あるよ。
……あの時の私は馬鹿だったなって今でも思うんだ。
リドルを置いてった事、ずっと後悔してる
私がいなくなったら、母さんは
私に出来なかった分もリドルに無理をさせるだろうって分かってたのにさ』
''今の私がリドルを連れて行っても、きっと辛い思いをさせるだけ''なんて。
そう言い聞かせて置いてきた。
もっといい考えがあったかもしれないのに
自分を責めるようにAは言った
ユウ「違う……違いますよ」
『ユウ……くん？』
ユウ「先生は、大事な弟さんであるリドル寮長の事を思って、ずっと行動してきたじゃないですか。
昔の先生だって、そう。
リドル寮長に辛い思いをさせたくなくて置いてきたんでしょう？
結果、リドル寮長には大事な友達が出来たじゃないですか。
先生の代わりにリドル寮長の隣にいてあげられる友達が」
『……そっ、か
そういう考えもある、か』
少し考えた後、Aはふ、と笑い
ありがとう、とユウの頭を撫でた
ユウ「あ……なんかお姉さんに撫でられてる感じですねコレ」
『？そう？』
ユウ「めっちゃ感じます、お姉さんみ」
エース「マジ？先生俺のことも撫でてよ」
デュース「おいエース、先生が困ってるだろ」
エース「デュースもついでに撫でてもらったら？」
デュース「話を聞けよ！」
結局みんなを撫でた
3人揃って「お姉さんだ」って言われた