125話 ページ25
NOside
審神者部屋を飛び出た大和守は大きな焦りを感じていた。
門で見た審神者の顔、審神者部屋に運んだ後の審神者の顔、一目見ただけでわかる程短時間で肌が青白くなっていくのがわかった。
安定「薬研!!薬研はいる??!」
粟田口部屋の前に着くと大和守は襖を乱暴に開け声を張り上げる。
薬研「おー、なんだなんだ。そんな大きな声じゃなくてもk((大和守「薬研、ちょっと来て!早く!」…どうしたんだ?」
乱暴に開けられた襖と大きな声に驚いた薬研だったが、大和守の様子にただ事ではないと感じ大和守に近づく。
大和守「あ、主が、帰ってきたんだ。傷だらけで、痣だらけで、ぼろぼろで…。」
そこまで言うと大和守は膝から崩れ落ち、薬研の服を掴む。
大和守「薬研は人も診れるんでしょ?お願い。主を助けて。ここままじゃ、このままじゃあるじが死んじゃう。」
大和守はカタカタと震え、今にも泣きそうな顔で薬研に訴える。
大和守のその様子を見て薬研は顔を険しくした。
薬研「…わかった、審神者は離れの部屋にいるんだよな?」
安定「うん…。」コクリ
薬研「俺は先に行くから大和守の旦那は後から来い。部屋には加州の旦那もいるんだろ。」
薬研は審神者には手を出さないから安心しろとでも言うような表情で言う。
安定「…うん。」
大和守の返事を聞くと薬研は急いで審神者部屋へ向かった。
大和守も目に溜まった涙を拭って粟田口部屋にいた男士に一礼してから審神者部屋へ向かう。
_大和守は大きな決意を抱く。
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どうもなずなです!
何回も出てきて申し訳ないのですが、一応補足をと思いまして。本当は小説内で書ければよかったのですが私の語彙力では無理でした。
補足は、何故清光と安定は薬研を頼ったの?って話なんですが薬研は2度審神者とあっている、審神者からの手入れを直接受けた、あと医学を嗜んでいる(この本丸での薬研はそういう設定。なんでそういう設定なのかはいつか書けたらいいな)という理由で清光と安定は薬研を頼りました。
最後にですが、この小説の完結はどこ辺りがいいのかって最近思ってるんですよ、勿論まだまだ続きはするのですが、夢主ちゃんが幸せになるのが最終目的なのか、その後も書いて寿命まで生きた話を書くのか…BADENDがいいのか悩んでるんです。
なので気が向いたらこういう感じで完結して欲しいってコメントくれたら嬉しいです!
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澪未 - すごく好きです(唐突)続き全裸待機して待ってます! (2022年10月1日 12時) (レス) @page36 id: d565b4e8aa (このIDを非表示/違反報告)
なずな(プロフ) - 雛菊さん» 雛菊さんコメントありがとうございます!スローペースですが更新頑張ります! (2022年9月13日 2時) (レス) id: 3f13f9d400 (このIDを非表示/違反報告)
なずな(プロフ) - もち明太子さん» もち明太子さんコメントありがとうございます!続き頑張ります! (2022年9月13日 2時) (レス) id: 3f13f9d400 (このIDを非表示/違反報告)
雛菊(プロフ) - すごく素晴らしい作品だと思います。更新まってます (2022年7月30日 22時) (レス) id: 8208be0c35 (このIDを非表示/違反報告)
もち明太子 - 続き気になりすぎて夜しか寝れません!!!更新待ってます! (2022年7月17日 22時) (レス) @page34 id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なずな | 作成日時:2019年4月17日 22時