58話 ページ8
「…三日月宗近様も起きていらしたんですね。あと、どうしてここに?」
足音もせず急に話しかけられるとか心臓に悪すぎるでしょ…。
三日月「あぁ、眠れなくてな。それにここから見る月は綺麗でな。」
ほけほけと笑いながら私の隣に座る。
…三日月宗近様、目が笑ってないデスヨ。
「残念ですが今日は曇りですよ。それに母屋からでも曇りだとわかりますよね。…いつから居たんですか?」
三日月「おや、バレておったか。そうだな、そなたが母屋の廊下をふらふらと歩いておった時に気になってここに来たから結構前から居たな。」
…母屋に居たのが昼餉の時で、今何時かはわからないけど確実に子刻半は超えてると思うけど…考えるのは止めとこう。
「そうですか。なんの為に来て何故ここにずっと居たのですか?」
三日月「ここに来たのはそなたがふらふら歩いておったから気になってきた。そしてずっとここに居たのは…」ドサッ
三日月宗近様が私を押し倒す。
押し倒されたことで三日月宗近様の顔が正面に見え、三日月の見える綺麗な瞳が見えた。…あんなに綺麗な瞳だったら良かったのにと思わず嫉妬してしまう。
三日月「こういう事をしに来た。…と言ったら?」
三日月宗近様は妖艶に笑う。
「三日月宗近様がシたいのであれば別に構いません。どうせ私は生娘ではございませんので。」
生娘では無いと言う言葉を聞いて三日月宗近様は少し目を見開いたが直ぐにニヤリと顔を変えた。
三日月「ほう。それはまた随分と経験が豊富なようだな。一体何人のモノを咥えこんだんだか。」
「色々咥えた覚えはありますが1人としかシたことは無いですよ。」
でもその1人が肉親なんだから笑えないよね。
…初めてのことは思い出せないし思い出したくもないけど。
738人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なずな(プロフ) - だいがくいもさん» だいがくいもさんコメントありがとうございます!面白いと言ってもらえて嬉しいです!夢主ちゃんの周りからの扱いが不憫すぎて...(設定を考えた奴)。更新頑張らせていただきます! (2019年4月13日 19時) (レス) id: ba3f139607 (このIDを非表示/違反報告)
だいがくいも - 面白かったです!夢主ちゃん頑張れ!更新頑張ってください! (2019年4月13日 9時) (レス) id: c672c5d881 (このIDを非表示/違反報告)
なずな(プロフ) - ルナさん» ルナさんコメントありがとうございます!教えてくださりありがとうございます!直ぐになおします! (2019年4月12日 17時) (レス) id: ba3f139607 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 86話が36話になってます。 また92話が42話になってますよ。 (2019年4月12日 16時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
なずな(プロフ) - 雪音さん» 終わりのセラフは申し訳ないですが内容を知らないんです...。作品はこの作品の話数がいっぱいになった頃くらいに出そうかなと思ってます! (2019年4月11日 9時) (レス) id: ba3f139607 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なずな | 作成日時:2019年3月24日 23時