92話 ページ42
「今剣様を物として治すつもりです。…仲間が折れた状態のものをずっと持っているのは中々に苦しく辛いと思ったので、私の判断ですが。」
とりあえず上辺だけの理由を言っておく。
まぁ何度も仲間が折れている状態を見るのも大分辛いと思うしね。
三日月「…あいわかった。」
三日月宗近様は納得したような納得しきれていない様な表情で言う。
「三条の部屋に向かう前に、母屋にある厨に行ってもよろしいでしょうか?燭台切光忠様の仲間を手入れする話をしておりまして。」
三日月「良いぞ。俺もついて行こう。どの道三条の部屋へも案内せんといかんしな。」
ほけほけと三日月宗近様は笑う。
さっきの目を細めた時の表情どこに置いてきたんですか。
加州「三条の部屋くらい俺たちが案内できるけど?」
三日月「まぁ良いであろう?」ホケホケ
なんて軽く清光と言い合いみたいになってるけど多分大丈夫かな。
机の上に置いてある食器をバランス良く重ねて持ち上げる前にここに来る時に持ってきた鞄の中から脇差を取り出す。
安定「主、その脇差どうしたの?」
「これ?家に置いてあったんだ。ここに来る時に持っててね。」
安定様は脇差をジッと見つめる。
安定「ふーんそうなんだ。ねぇ主、ちょっと見せてもらってもいい?」
「うん?いいよ。」
安定様に脇差を渡すと鞘をまず見てから刀を鞘から取り出して見る。
安定「ねぇ、これって本当に主の家にあったの?」
え…どういう意味?
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なずな(プロフ) - だいがくいもさん» だいがくいもさんコメントありがとうございます!面白いと言ってもらえて嬉しいです!夢主ちゃんの周りからの扱いが不憫すぎて...(設定を考えた奴)。更新頑張らせていただきます! (2019年4月13日 19時) (レス) id: ba3f139607 (このIDを非表示/違反報告)
だいがくいも - 面白かったです!夢主ちゃん頑張れ!更新頑張ってください! (2019年4月13日 9時) (レス) id: c672c5d881 (このIDを非表示/違反報告)
なずな(プロフ) - ルナさん» ルナさんコメントありがとうございます!教えてくださりありがとうございます!直ぐになおします! (2019年4月12日 17時) (レス) id: ba3f139607 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 86話が36話になってます。 また92話が42話になってますよ。 (2019年4月12日 16時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
なずな(プロフ) - 雪音さん» 終わりのセラフは申し訳ないですが内容を知らないんです...。作品はこの作品の話数がいっぱいになった頃くらいに出そうかなと思ってます! (2019年4月11日 9時) (レス) id: ba3f139607 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なずな | 作成日時:2019年3月24日 23時