【刀剣乱舞】笑顔の少女はブラック本丸に行くみたいです。弐

67話 ページ17

｢ほら、そろそろ自分達の部屋に戻って寝よう？まぁさっきまで寝てたから寝れるかどうかはわからないけど。｣ｸｽｸｽ

言い合いをしている清光と安定様に言う。

加州｢えー！俺まだ主と話してたい!!｣

幸せだな。こんなことを言ってくれるなんて。

｢私ももっと話したいけど、流石に時間が時間だからね。それに睡眠不足はお肌に大敵だよ清光。｣

どっかの雑誌に書いてあったからね！多分本当だよ！

加州｢…肌に大敵…。｣ﾎﾞｿﾘ

あ、やっぱりそこに反応するんだね。

安定｢清光、主に迷惑かけないの。ほら行くよ。｣

未だ抱きついていた清光を安定様が剥がし、ズルズルと引っ張っていく。

｢また、朝になって起きたら沢山話そうね清光、安定様。｣

加州｢うん！朝一でここに来るね！ってか安定引きずんな！｣

安定｢僕も来ていいの？…清光はこうでもしないと主から離れるつもり無かったでしょ。｣

加州｢…｣

清光は図星をつかれたかのように黙る。
本当に仲がいいんだなぁ…羨ましい。

｢勿論安定様ともお話したいからね！…安定様が来たくないなら別に無理はしなくていいけどね。｣

安定｢…僕も主と話したいから来るよ。行くよ清光！｣

加州｢あ、うん。おやすみー主！｣

早足に安定様は襖に向かう。

｢おやすみ清光、安定様。、｣

安定｢おやすみ。…食材とかをくれたの主でしょ？ありがとう。｣

それだけ言うと安定様は早足に母屋に戻って行った。…清光を引きずって。

｢…用意をしてくれたのはこんのすけだけどね。｣ﾎﾟﾂﾘ

ありがとうか。こんなに心が暖かくなるんだなぁ…。

よし！寝たら起きれる気がしないし、といって何もしなかったら寝ちゃいそうだから何かしようと！

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