【刀剣乱舞】笑顔の少女はブラック本丸に行くみたいです。弐

66話 ページ16

｢すみません、大和守安定様もう1回言ってもらっても大丈夫ですか？上手く聞き取れなくて…。｣

安定｢だから！安定でいいよって！｣

｢えっ？｣

思わず大和守安定様の目をジッと見る。

安定｢あ、主って認めるから…安定って呼んで。敬語もいらない。｣

｢…わかった。じゃあ安定様って呼ばせてもらうね。｣

安定｢…様もいらない。｣

清光と同じ事を言う安定様にふふっと声を出して笑う。清光もなんかニヤニヤして安定様を見てるし。

｢まだ、様を外すのは止めておく。もうちょっと時間が経って安定様がちゃんと心から私の事を主って呼んでくれるの待ってるね。｣

清光に言われたのかわからないけど多少の信用はしてもらえてるみたいだけど、まだ少し信じるのが不安って目に出てるから。

安定｢…バレた？｣

｢目はごまかせれないからね。｣

安定様は少し苦笑する。
清光はなんで少しずつ私のほうに寄ってるのかが気になるんだけど。

安定｢うん、正直まだ少し信じるのは不安。でも主なら大丈夫かなって思えてきたから不安が無くなるまでもう少し待ってて欲しいかな…。心から主って言えるようになったら清光と一緒に主の事を1番に教えて欲しいな。｣ﾆｺﾘ

｢うん、もちろん。私もしっかり話せれるようになるまで待っててn((加州｢主ー！安定ばっかと話さないで俺とも構って！｣清光、急に抱きついて来るのは心臓に悪いよ…。｣ﾊﾞｸﾊﾞｸ

横から抱きついてきた清光を撫でながらちょっとバクバクしてる心臓を落ち着かせようとする。
あ、でも抱きつかれるの結構好きかもしれないなぁ…。

安定｢ちょっと清光？！僕、主と大切な話をしてたんだけど！｣

ほんと、1日しか経ってないのに幸せに近ずいたな。
なんて全然時間が経ってないのに思えるのは本当にすごいと思う。

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