39話 ページ39
その後しばらくこんのすけと話していると離れに誰かが入ってきたらしくこんのすけが反応した。
こん「主さま、誰か来るようです。」
「殺気…は感じないから手当てでもして欲しくて来たのかな?とりあえず座布団を出した方がいいかな?」
そう言い押し入れから座布団を取り出し私が座る所から少し離れた所に置く。
こん「主さま、もう少し危機感を持っていただきたいです…。」
「危機感を持たれたら来づらいと思うんだけど…。」
こん「…確かにそうですね。僕は席を外した方がいいですか?」
「ここに居ていいんじゃない?少なくとも私はいて欲しいな。」
こん「ならばここにいさせて頂きます!」
なんてこんのすけと話していると目の前にある襖が開かれた。
「加州清光様、どうぞお座りくさい。」
部屋に来たのは加州清光様だった。
座布団に座る様に施し、なんの様で来たのか聞く。
加州「……あんた、俺を愛してくれる?」
しばらくおいた後加州清光様は私の顔色を伺うように聞く。
加州清光様は確か愛される事を望む刀…だったはず。
「それは…どうでしょう?私に愛して貰えるように貴方は何をしますか?私には一方的に愛すのはできません。」
まず、私が誰かを愛せるのかも不安。愛されたことなんてないし、誰かを愛したことも無い。
でも私は愛される為に何でもした。だからこそ加州清光様なりに何かして欲しいと思ってしまう。ただの我儘だけど。
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なずな(プロフ) - あんこもちさん» あんこもちさんコメントありがとうございます!頑張って更新させて頂きます! (2019年3月19日 17時) (レス) id: ba3f139607 (このIDを非表示/違反報告)
あんこもち(プロフ) - 楽しみにしてます (2019年3月19日 17時) (レス) id: 1c5e807086 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なずな | 作成日時:2019年3月17日 5時