【刀剣乱舞】笑顔の少女はブラック本丸に行くみたいです。 (ページ48)

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48話ページ48

加州清光side

走って主の部屋へ向かう。

部屋へ着くと入口の所で倒れている主がいた。
それは沖田くんと初代を思い出させるのに充分だった。安定も思い出したのか顔を伏せている。

加州｢あ、主…ねぇこんのすけ、主は大丈夫なんだよね？｣

しゃがんで主の手を握る。顔も青白くなっていて握った手もとても冷たかった。

こん｢ただの血の流しすぎ…だと思うので大丈夫だとは思いますが…とりあえず早く布団に運びましょう！｣

加州｢わかった。安定、俺が布団を敷くから主を運んでくれる？｣

安定｢…｣

安定、沖田くんと初代と主を重ねてるのかな…返事がない。

加州｢安定？やーすーさーだ！｣

安定｢…！｣ﾊｯ

顔を覗き込むと安定は流石に気づいたようで。

加州｢大丈夫？｣

安定｢大丈夫。清光は早く布団敷いて。運ぶから。｣

あ、声は聞こえてたみたい。

加州｢うん。｣

俺が押入れから布団を出してると安定が"え…"と言う声を上げた。

加州｢どうしたの安定。｣

布団を敷いて安定の方を向く。

安定｢…こんのすけ、この審神者普段何食べてんの？｣

無視かよ…ん？

加州｢安定、それってどういう意味？｣

安定｢この人、異常なくらい軽い。｣

加州｢…異常なほど？それは主が背が小さいからじゃなくて？｣

安定｢清光も持ってみればわかるよ。で、こんのすけこの人は何を食べてるの。｣

こん｢そ、それは…。｣

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