向日葵×谷崎潤一郎 ページ6
貴「わあっ…!!」
目の前を見渡すと、どこを見ても花、花、花。しかも全て向日葵の花。
谷「綺麗だね。なンか、一万本丁度植えてあるらしいよ?」
貴「いっ!?すっご、多いねぇ…!!」
解説をしてくれるのが、私の彼氏の潤くん。今日は久々の休みに二人っきりで向日葵畑に連れてきてもらいました!
貴「ほんっとに綺麗…!あっちも行ってみよーよ!」
谷「うッ、うん!今行くよ…!」
ん?なんか、今日の潤くん、ちょっと変…。上の空っていうか、ずっと考え事してるみたい…。
貴「うわぁ…!本当に何処いっても向日葵だね〜!」
谷「へッ!?あッ、そうだね!綺麗だと思うよ?」
むぅ。やっぱり変なの…。
谷「あッ、そうだ!Aちゃん、これッ!」
貴「わあ!これ、向日葵の冠…?かわいい!えへへ、ありがとう!」
谷「……………………ううん、いいンだよ、その、似合ッてる…よ?/////////////」
潤くんからこんなかわいいプレゼント、純粋に嬉しいな…。
谷「…」
あれ…。今日、ほんとにどうしたんだろ…?口数も少ないし、もしかしてあんま楽しくないのかな…。
貴「ねぇ潤くん。もしかしてあんまり楽しく、ない?」
谷「へッ!?どうして!?」
貴「なんか、さっきからずっと上の空だったし…私といても、楽しくないのかな…って…っ」
どうしよう、なんか泣けてきちゃったよ…。潤くん困ってるし…。
谷「……Aちゃん、ごめん。不安にさせちゃッたよね…。実はね。」
そう言って取り出したのは…
大きな向日葵の花束と、小さなシルバーの指輪だった。
谷「…僕は、特に何の取り柄もないし、皆に流されてばッかだし。ヘタレだし、戦闘に長けてる訳でもない。」
谷「だけどッ!Aちゃんを笑わせてあげることはできるから…!この、一万本の向日葵に誓って言うよ…!絶対幸せにします。だからッ…!」
谷「僕と、結婚して下さいッ…!!!」
嬉しすぎて、また暖かいものが頬を伝う。返事は、勿論…、
貴「はいっ…!!」
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紫杏 - ナオ▼さん>お褒めいただき、ありがとうございます…!実は私も福沢さんのやつは結構気に入ってて…(照)この作品は終わりにしてしまいましたが、今後とも紫杏をよろしくお願いします。 (2017年1月7日 15時) (レス) id: 31d6c79ecc (このIDを非表示/違反報告)
ナオ▼ - めっちゃキュンキュンしました!特に福沢さんと森さんの話が大人な感じで素敵でした(*´>ω<`) (2017年1月6日 15時) (レス) id: d611bd726f (このIDを非表示/違反報告)
紫杏 - カナデ♪さん:本当ですか!?ありがとうございます!! 更新さぼって申し訳ありませんでした。また頑張るのでこれからもよろしくお願いします。 (2016年8月22日 0時) (レス) id: 31d6c79ecc (このIDを非表示/違反報告)
カナデ♪(プロフ) - 森さんにキュンとしてしまいました…他の方にももちろんキュンとしました。とっても楽しめました! (2016年8月11日 9時) (レス) id: a56cb588ef (このIDを非表示/違反報告)
紫杏 - よかったら、評価や感想等々よろしくお願いします! (2016年7月22日 11時) (レス) id: 31d6c79ecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫杏 | 作成日時:2016年7月7日 23時