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湧に彼女ができたことによりどんどんエスカレートする私への攻撃
彼女ができてからそんなに話すこともなくなったんだけどなぁ
主犯になっているのは今の湧の彼女で、抵抗したら湧に被害が及ぶかもしれないと思うとどうすることもできない
…こんなことならいっそ死ねたらいいのに
何も考えてないとそんなことばかり過ぎってしまう
「…はぁ」
少しでもこの環境から逃げたいと思っていたらいつの間にか鍵がかかってるはずの屋上の住民になっていて
ちょっと触ったら実は鍵が閉まってなくて見かけのものだったと気づいたのは最近のこと
屋上は誰も来ることがなくて唯一1人になれる場所だから居心地がいい
ここにいる時だけ、本音を言える
言っても誰にも咎められないから
「…湧が幼なじみじゃなかったら、もう少し楽に生きれたかな」
良くないことだとは分かっている
でも、私の人生がこんなに辛くなったのは湧のせいなんじゃないかって思ってしまって
そんな自分が嫌いで、泣きたいわけじゃないのに涙が溢れてしまう
『ねえ、泣いてるの？』
どうにか堪えようとしていた時
突然上から聞こえた声
屋上入口の上にある貯水タンクの方に目を向けると1人の男の子がこっちを見下ろしていて
「…え、っ」
誰もいないと思った屋上に人がいて、驚きのあまり見上げたまま固まってしまう私の身体
目が合ってしまったけど何か言うべきなのか
『なんで泣いてるの？』
「っ…それは、」
私の返答がないからなのか、もう一度問いかけてくる男の子
真っ直ぐとした彼の視線が私に突き刺さって少し痛い
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鈴黎(プロフ) - まっちゃさん» コメントいただきありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです！検討しますね💭 (2022年11月7日 0時) (
レス) id: ce9b284c17 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃ(プロフ) - 初めてコメントします！内村くんのお話展開が気になりすぎて、、、ぜひ長編待ってます、、！(̨̡ ⸝⸝ᐢ.ˬ.ᐢ⸝⸝ )̧̢ (2022年11月4日 14時) (レス) @page19 id: 9e20ae1596 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴黎 | 作成日時：2022年10月25日 21時
