▽ダチダチ〜 ページ9
「あのー、これ落としたよね？」
「あ、はい、多分そうです…？」
どうやらこの男の子は私が落とした問題集を拾ってわざわざここまで届けに来てくれたらいしい
なんて親切な人なんだ
年下に見えるその子にお礼を言ってさっそく問題を解こうとしたら黒ちゃんが「あれ、ひらつじゃん！」って、言うから手が止まる
「ひらつどしたの！図書室に来るなんてめずらしいじゃん！」
「黒ちゃん〜やっほ〜！俺落とし物届けにきたの！」
なんだか会話が噛み合ってない気もするけど本人は気にせずニコニコしててちょっと面白いな…、
「って、黒ちゃんこの人知り合いなの？」
「おう。ひらつ！小中一緒で学年違うけどダチ！」
「ダチダチ〜」
ちなみに俺も黒ちゃん経由で友達だよって横からあじが言うから意外と世間は狭いのかもしれない
そのひらつくん？も放課後暇してるって言って黒ちゃんとあじの勧めで一緒に勉強することになった
勉強道具を持ってきたときに気づいたんだけどひらつくんは3年生ということが発覚してなんだか申し訳なくなった
勝手に年下だと思ってたっていうと「童顔だけどちゃんと俺年上！3年だからね？！」って大きい瞳をクリクリさせながら頬を膨らませてた
ハムスターみたいだなって思ったのは内緒で
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鈴黎(プロフ) - ふーかさん» コメントありがとうございます。今後わかっていくこともあると思うのでご期待に添えるよう頑張ります！5月から更新再開しますので気長にお待ちください(^ ^♪ (2021年4月27日 15時) (
レス) id: ce9b284c17 (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - 何か、難しいですね笑 最初らへんの主人公がうちむって言ったのも気になりますしこっち側とかあっち側とか、続きが気になってやばいです！更新待ってます！ (2021年4月25日 23時) (レス) id: c4a626600f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴黎 | 作成日時：2021年3月24日 17時
