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ここ数年でいつの間にか逞しくなった広い背中に抱き着いて、顔を埋める。


何も言わずに受け入れてくれるのをいい事に、回した腕にぎゅっと力を入れると、彼の手が私の手を包み、甲を一撫でされた。



『どーした?』

「んーん。何でもない。」



ただ、甘えたかっただけ…なんて言ったら、優しいユンギオッパはきっと手を止めて私を甘やかしてくれるだろうけど、そんな事言えない私は可愛くない女だなぁとつくづく思う。
ヤキモチをやいて拗ねてみたり、ハグやキスを強請ったり出来るような可愛い彼女になりたいけど、言葉や態度にする事が苦手な私にとっては、後ろからハグするだけで精一杯。


『人ってさ、触れ合う事でストレスホルモン値が下がって、幸福になれるし精神的に健康になれるらしい。
疲れてる時とか寂しい時に、恋人とハグするだけでも相当癒されるってなんとか博士とかいろんな人が論文で発表してるんだって。』


本当にユンギオッパは博識だなぁなんて思って聞いてたけど「なんとか博士って」って私が笑った途端、腕を解かれて『だから…ん。』と振り返り、軽く両手を広げるユンギオッパ。

そんなユンギオッパに、何事かとキョトンとしていると、腕を引かれて今度は正面からユンギオッパの胸に収まった私。

・・→←そうゆう日 YG



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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 短編   
作品ジャンル:恋愛
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チロル(プロフ) - 名無し18750号さん» コメントありがとうございます。お受けしたい所なのですが、別のお話の更新を優先したいので、今はリクエスト受けてません💦ごめんなさい((*_ _))ペコリ (11月29日 18時) (レス) id: d67faff507 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか (11月29日 12時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チロル | 作成日時:2023年11月6日 19時

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