・・・・after ページ5
『ヤーそれにしてもさっきのAは男前だったね!』
居酒屋を出てタクシーに乗り込むと、訪れた沈黙を破ったのはソクジンだった。
『僕、あの時すっごいドキッとしたよ〜!』
「あれは…勢いで」酔ってたし。って言う私の声が聞こえているのかいないのか。
一人でヤーヤー言ってるソクジンが正直今はうざい。
恥ずかしいことこの上ない。
結局タクシーが私のマンションに着くまでずっと言ってたけど
タクシーの運転手さんも居るのに恥ずかしげもなく別れ際に私の腕を引き
『大好きだよ、A』とさっきの私の真似らしき事を言ってキスをして去って行ったソクジン。
お酒の力は恐ろしい。
あまりの恥ずかしさにその場でしゃがみ込み、顔に鞄を押し付けて声を抑えるようにして叫んだ。
完全に私の完敗である。
fin
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チロル(プロフ) - 名無し18750号さん» コメントありがとうございます。お受けしたい所なのですが、別のお話の更新を優先したいので、今はリクエスト受けてません💦ごめんなさい((*_ _))ペコリ (11月29日 18時) (レス) id: d67faff507 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか (11月29日 12時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チロル | 作成日時:2023年11月6日 19時