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真剣な表情で眉を少し寄せたグク


その表情を見て、いい加減こんな私に嫌気がさしたんだと思ったら目頭がツンとしたけど、全ての元凶は私なのに泣くのは狡いから必死に堪えた。



JK「Aはそのまんまでいーの。
全然こんなんとか卑下する事無いの。

俺にとって、Aは愛しいの塊なの。分かる?」


分からないけど、とりあえず頷いてみる。


JK「分かってませんって顔で頷かないでくれる?」


「何でいつも分かるの!?グクエスパーなの!?本当は私の心の声が聞こえてるんでしょ!」




絶対そうだ!そうじゃなかったら今も今までもこんなに考えが筒抜けな訳がない!


グクの肩に手を置いてグイっとのけ反るけど、しっかりホールドされてるから落ちないどころかあまり離れられてもいない。



そんな私を見てグクは真剣な表情がみるみるにやけ顔に変わり、堪えられなくなったのか思いっきり笑いながらべしべしと叩かれた。


いや、痛いんですけど!?



JK「そーゆう真面目に馬鹿なとこも好きだけどさ?普通に考えてそんな訳なくない?」


真面目に馬鹿って何?
好きとか言ってるけど、それ、明らかにディスってますよね?


JK「Aの心の声が聞こえたら良いけどさ、残念ながら聞こえないんだよね。
でも、表情とか声で大体わかるよ。俺、Aが思ってる以上にAの事愛してるから。」


「な、んで…そんな、急に恥ずかしい事言わないでよ。」


JK「恥ずかしい事なの?俺、Aと付き合う前から友達にAの事が好きって言いまくってたし、ヒョンに煩いって言われる位Aの事自慢してたんだけど。ダメだった?」




…はい?
それは初耳なんですが?




JK「前にも言ったけど、いつもAの事見てるし考えてるから♪」


「いや、うん。それは聞いた事あるけど…まさか本当に?グクが?」


JK「アイゴ〜Aはまだ何にも分かってないんだね。」



こんなに俺はAの事分かってるのになぁ〜なんて言いながら左右に揺れるグクは、さっきまでの真剣さはどっかいって、ちょっと拗ねてる様にも見える。



JK「まぁ、良いけどね!何回Aが今みたいに凹んでも、その度に俺の好きなように愛して良いって事だし?」

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 短編   
作品ジャンル:恋愛
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チロル(プロフ) - 名無し18750号さん» コメントありがとうございます。お受けしたい所なのですが、別のお話の更新を優先したいので、今はリクエスト受けてません💦ごめんなさい((*_ _))ペコリ (11月29日 18時) (レス) id: d67faff507 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか (11月29日 12時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チロル | 作成日時:2023年11月6日 19時

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