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JK「…A！」
「んぁ？わっ…！」
危ない危ない
声を掛けられなかったら、コーヒーを零すところだった。
JK「考え事？」
洗い物をしている姿でさえかっこいいこの男は
私には勿体ない位見た目も中身もハイスペックな婚約者
ジョングク
JK「おーーい。」
「おっと、ごめん。またぼーっとしちゃってた！」
えへって笑って見せたのに、グクは何も言わずジーっと見つめてくる。
え？睨めっこでも始まったんか？←
よく分かんないけど、目を反らしたら負けな気がして見つめ返すと、蛇口から出ていた水を止めて手を拭いたグクが「来て」と私の手を引いてリビングへ向かった。
「グガ、どーしたの？」
聞こえている筈なのに何も言わないグクは、ソファにドカッと座り自分の膝をポンポンと叩いて“おいで”の合図をしてくるから、ちょこんと座ってみる。
JK「それじゃ顔が見えないじゃん。」
お、おぅ…向かい合わせで座れって事ね？
オーケー。ってか、言ってくれないと分かんないんだけど⁉
なんて思いながらも口には出せず、大人しくグクの上に跨り向かい合わせになるように座ったら、グクの腕が腰に回ってぐっと引き寄せられた。
JK「A、隠し事は無しって言ったよね？」
「うん？」
別に隠し事って訳じゃない。
例えるなら、定期的にくるアレみたいな感じ？
大好き過ぎて、ふとした時に不安になっちゃうの。
ネガティブ思考はダメ！って思うけど、どうにもないんだなーこれが。
JK「隠し事や嘘はダメ。喧嘩は翌日以降に持ち越さない。って約束だよね？マイナス思考は共有ってのも付け足す？」
「マイナスオーラ出ちゃってましたか…？」
JK「どーせまた俺と釣り合わないとか考えて自分を卑下してたんでしょ？」
数センチ前に真剣な表現をしたグクの目は
何でもお見通しらしい。
…と言っても、定期でくるこの不安感を
今まで何度もグクが掬い上げてきたからこそ、気付いてくれたんだと思う。
「だって…私、こんなんだし。」
JK「A、俺、怒るよ？」
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チロル(プロフ) - 名無し18750号さん» コメントありがとうございます。お受けしたい所なのですが、別のお話の更新を優先したいので、今はリクエスト受けてません💦ごめんなさい((*_ _))ﾍﾟｺﾘ (11月29日 18時) (
レス) id: d67faff507 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか (11月29日 12時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チロル | 作成日時：2023年11月6日 19時
