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「サジャンニ〜ム!テジクッパとビビンパと…サムギョプサル2人前ください!」


お店に入るなり注文してジミンと向かい合わせで座ると、頬杖をついて顔をふにゃりと緩ませているジミン。

「私、まだ練習したかったのに。明日のテスト落ちたらジミンのせいだからね!」

JM「大丈夫。Aヌナ以上に上手い人、居ないから!」


いや、居るじゃん。
目の前に。


私の上手さは有難い事に産まれ持ったものだと思うけど、ジミンは完全に努力の人。
私には到底真似出来ないから、すごく尊敬してる…けど
身体が資本なんだから、健康に気を付けてもらいたい!


「良いから、ちゃんと食べて、ちゃんと寝て!
そんな無茶な練習の仕方して…倒れたりしたら許さないから。」

JM「ふふっ。心配してくれてありがと♡いっぱい食べて、夜に向けて体力回復させるぞー!」


サムギョプサルを口いっぱいに詰め込んでもぐもぐしている姿が可愛くてつい許しそうになったけど、最後の一言は聞き捨てならない!

「夜に向けて!?今日は練習お終いって言ったじゃない!今日はジミンが寝るの見届けるからね!」

JM「うん!今日は僕の家にお泊りだよね?」

「嫌って言ってもお邪魔するから。」

JM「全然嫌じゃない!寧ろ来て?一緒に寝よう?」


断られるどころかウェルカムなジミンに拍子抜けして静かに頷くだけの返事をすると

JM「ヌナ!ビビンパ一口ちょーだい!」と言うから
口を開けて待っているジミンにビビンパを食べさせてあげると、今度はジミンがサムギョプサルを私に食べさせてくれる。

何回一緒にご飯を食べてもこーゆう食べさせあいっこみたいなのに慣れない私とは裏腹に、満足げに笑っているジミン。


2人でいる時はこうしてジミンのペースになりがちなのだけど、私はそれが嫌ではないから困る。


だってさ、私
踊っている時の妖艶なジミンに一目惚れしたけど
糸目にして笑うふわふわしたジミンも大好きなんだもん。


それに

恥ずかしいとか思いながらも、ジミンのペースに巻き込まれていく自分の事も嫌いじゃないから余計困る。

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設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 短編   
作品ジャンル:恋愛
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チロル(プロフ) - 名無し18750号さん» コメントありがとうございます。お受けしたい所なのですが、別のお話の更新を優先したいので、今はリクエスト受けてません💦ごめんなさい((*_ _))ペコリ (11月29日 18時) (レス) id: d67faff507 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか (11月29日 12時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:チロル | 作成日時:2023年11月6日 19時

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