・・・・ ページ17
とは言っても、私達はお互い黙々と問題集を解き進めるだけ。
考え込んでペンが止まると、相手の様子を伺ってヒントを出して…ってゆうのが私達の勉強スタイル。
ナムは、1人の時は音楽を流しながら勉強したりする事もあるみたいだし
ジヨンと一緒の時は問題を出し合っているから、きっと、私といる時は私に合わせてくれているんだと思う。
「ナム、ちょっと休憩しよう?」
目が疲れてきたし、そろそろ集中力が続かなくなってきて一旦テキストを閉じると、ナムは両腕を上に伸ばし、体を後ろに反らせるように伸びをした…と思ったら、ナムの腕が本棚にあたり本棚の上に置いてあったボードが落ちてしまった。
NJ「ご、ごめん!俺としたことが…壊れてない、よな?」
パキッ
落とした時は壊れていなかったのに、ナムが拾い上げた瞬間嫌な音がした。
「…割れたね?」
NJ「ごめん!」
「全然大丈夫だよ?それ、100均のだし。」
ナムからボードを受けとり、ボードについていた写真を取り外し、机の上に置いていくと、1枚の写真をナムが手に取った。
NJ「これ、中学の時の修学旅行の写真?」
「あ、うん。そう。」
NJ「懐かしいな…夜、先生にバレない様にこっそり部屋抜け出した奴とかも居たよね?」
「うんうん。まぁ、大体の子が部屋で恋バナとか暴露大会してたみたいだけど。」
NJ「みんなそーゆうの好きだからね。Aのとこもした?恋バナ。」
「うん…してた、かな?ナムは?」
NJ「したよ。あの時も今も、俺はいつもAとジヨンを独占してて狡いって言われるよㅋㅋㅋ」
64人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
チロル(プロフ) - 名無し18750号さん» コメントありがとうございます。お受けしたい所なのですが、別のお話の更新を優先したいので、今はリクエスト受けてません💦ごめんなさい((*_ _))ペコリ (11月29日 18時) (レス) id: d67faff507 (このIDを非表示/違反報告)
名無し18750号(プロフ) - リクエスト大丈夫ですか (11月29日 12時) (レス) id: 6794d7e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:チロル | 作成日時:2023年11月6日 19時