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「 あ！北斗くん！」
北斗「 ん？」
「 あの、さ…… 」
連絡先を聞こうとおもって声をかけたけど、あの食事会でも何度も田中さんのを断ってたくらいだから、ここで北斗くんのを聞いたら こいつ俺のこと狙ってんな とかおもわれないかな？
なんて、そんな心配がよぎって吃ってしまう
北斗「 どした？」
「 いや、……なんでもない！」
北斗「 そ？ならいいけど、なんかあったらちゃんと言ってね。助けるから 」
「 うん！頼りにしてる！」
べつに今聞かなくても、きっと撮影が始まれば流れで皆さんと交換することにもなるだろうし、その時にサラッと交換すればいいか
その分撮影が始まるまで期間不安だらけだけど。
またね って言おうとしたら、あっ と声を発した北斗くん
北斗「 連絡先交換しない？」
「 へ、？」
北斗「 ……あ！嫌だったらいいんだ、樹とも交換してないよね、ごめん 」
「 ううん！わたしもそれ聞こうとおもってたの、撮影まで不安だらけだし、」
北斗「 本当に？よかった。まあ俺でその不安が取り除けるかは自信ないけど(笑)」
「 さっきもおもったけど、北斗くんがいてくれる安心感は大きいよ。何回も助けてくれてありがとうね 」
北斗「 いやいや、俺がしたくてしてる事だから。世話焼かせてください 」
「 兄貴！」
北斗「 その呼び方は嫌。(笑)」
「 お兄ちゃんくらいがよかった？(笑)」
北斗「 それはそれで萌えるな 」
「 萌えるってなに(笑)」
二度目ましてとはおもえないくらいに話しやすい彼との会話が盛り上がっちゃって、気づけばいつの間にかふたりでご飯屋さんに入ってた
北斗「 このジェシー可愛い 」
「 え、わたしの方が可愛くない？！」
北斗「 それは前提で話してるよ(笑)」
「 この写真だけはね、消せなかったんだ〜 」
北斗「 なんで？」
「 なんだかんだ、ジェスのこと大好きだったから。つらい時はいつもこれ見て元気だそ、頑張ろ！って自分に喝入れてたの 」
北斗「 じゃあAちゃんはジェシーと一緒にここまで来たんだね 」
「 どうかな、ちゃんと謝ってないし。ジェスはああいう性格だから忘れた風に喋ってくれるけど、本当は怒ってるんじゃないかな 」
北斗「 怒ってる相手をご飯に誘ったりしないでしょ。それに、ジェシーが女の子相手にあんな優しい顔するのAちゃんだけだよ 」
それに自分も気づいてるから、つい甘えちゃうんだ
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ハル(プロフ) - Twitterの方、フォローさせて頂きました！1人目になれて嬉しいです！更新楽しみにしています！！ (2019年8月14日 23時) (
レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - めっちゃ面白いです！この先のお話も楽しみにしてます! (2019年8月5日 6時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李苺
| 作成日時：2019年8月3日 21時
