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あのご飯会から皆さんに会うことはなく、着々と増えていくお仕事を順調にこなしていく日々
ルナ「 Aー！！」
「 わああ、そんな大声出さなくても聞こえるよ！」
ルナ「 だって！だって！！」
「 どうしたの(笑)」
ルナ「 この前受けたドラマのオーディション、受かってるよ！！」
「 ……え！？！？本当に！？」
ルナちゃんに見せられた画面には、確かに “ 合格 ” の文字
「 っやったぁ！！！」
ルナ「 やっと、Aの時代が来たわね！！」
「 爪痕残せるように頑張る！！」
控え室で抱き合って喜んで、感極まって涙まで出てきちゃって
やっと、女優として仕事ができるんだってワクワクでいっぱいだった
ルナ「 緊張してるだろうけど、Aなりに頑張ればいいんだからね！」
「 うん、頑張ってくる 」
ドラマの初めての顔合わせにガチガチに緊張してドアも開けられないまま数分が経過している
だってだって！本当にわたしなのかな？メールの誤送信でした。とかいうんじゃないよね？
そんな葛藤をしてたら後ろから聞き覚えのある声が飛んできた
北斗「 後ろが詰まってますよー 」
「 へっ、！……北斗くん！？」
北斗「 ふは、顔(笑)入んないの？」
「 はいる、……はいるけど、」
北斗「 緊張してる？」
「 当たり前だよ！初めてのドラマだもん、」
北斗「 そっか。俺がいれば少しは安心できないかな？」
「 え？北斗くんも？」
北斗「 台本見てないの？一応Aちゃんの役と恋人になるんだけど 」
「 え！見てなかった！セリフのとこばっかり読んでて……でもよかった！北斗くんと一緒ならもっと頑張れる！」
北斗「 っ、本当にもう、いつか変な男に騙されないようにね？特に樹とか 」
「 田中さんは大丈夫。対処法マスターしたから 」
グーサインを見せれば、そりゃよかったね なんて頭に手を置いて微笑まれて、うわぁ、眩しすぎるって。
扉をガチャっと開けて、どうぞ？ってレディファーストもできる北斗くんにはお手上げですわ。
こりゃ人気なんだろうなってわたしでもわかる。
恋関係になる設定っていうのもあって、席も隣だし、初めてのことだらけで頭がパンクしそうなわたしを助けてもらいながらなんとか初日の顔合わせを終えた
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ハル(プロフ) - Twitterの方、フォローさせて頂きました！1人目になれて嬉しいです！更新楽しみにしています！！ (2019年8月14日 23時) (
レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - めっちゃ面白いです！この先のお話も楽しみにしてます! (2019年8月5日 6時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李苺
| 作成日時：2019年8月3日 21時
