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あれから続いているトーク。まあ理由は言わずもがな楽しいから。
毎回 “ 樹くん ” と送る度に既読が付いてから返信が来るまでに時間が開くという。

= 悶えている時間 と勝手に解釈してわたしも意地悪して楽しんでいるわけだけども

あの電話の反応は正直びっくりしたけどまあ結果オーライ的な。

あ、でもあんまり文面で楽しんじゃうと直接会った時の反応楽しめないから程々にした方がいいのかな?




「 ……ってなんで会うこと前提なんだ 」




なぜか急にわたしの中での樹くんの存在がでかくなってるのは気のせいか。




北斗「 ……A?話聞いてた?」


「 っあ!ごめん北斗!なに?」


北斗「 だからー、この後キスシーンだって!」


「 へっ、キスシーン!?!?」


北斗「 ちょっ、声でかい!キスって言ってもほっぺだから、」


「 あ、ほっぺか、びっくりした…… 」


北斗「 俺は口同士でもいいけど?」


「 それ、北斗が決めれることじゃないからね 」




撮影もどんどん進んで、お互いくん付ちゃん付で呼びあっていたのも今では呼び捨てで呼び合うくらいには縮まった距離




北斗「 Aにほっぺちゅーされるとか、役でも照れて真っ赤になっちゃうな 」


「 え、それはウケる。慣れるために練習でもしとく?」


北斗「 えっ、マジ?」


「 うん、だって本番でNG出すくらいならね 」


北斗「 まあ、ね 」




北斗の左肩に両手を置いて背伸びしてほっぺにちゅっとキスをして離れると、耳まで真っ赤になってるし(笑)




「 アハハ!タコみたい!」


北斗「 う、うるさいバカ!」


「 こりゃ練習しといて正解だね(笑)バンバン行くよー 」


北斗「 え、ちょっ、!」




背伸びをしたまま、何度も北斗のほっぺにちゅっちゅっとキスをしてみるけど、一向に赤みが収まる気配はない




「 ねえ、いつまで照れてんの?」


北斗「 も、もういいから!本番頑張る!」


「 大丈夫なの?それでー 」




頭をポリポリと掻きながらどこかへ行ってしまった北斗に首を傾げながら放ったらかしにしていたケータイに目をむけると、
なぜか樹くんからキメ顔をするこーちくんの写真が送られてきていておもわず吹き出してしまった

ん?わたし、いつの間にか樹くんから元気もらうようになってる?

▽→←▽



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設定タグ:田中樹 , 松村北斗 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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ハル(プロフ) - Twitterの方、フォローさせて頂きました!1人目になれて嬉しいです!更新楽しみにしています!! (2019年8月14日 23時) (レス) id: a070df98c4 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨリ - めっちゃ面白いです!この先のお話も楽しみにしてます! (2019年8月5日 6時) (レス) id: 61e4e164fd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:李苺 | 作成日時:2019年8月3日 21時

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