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まだ一応喧嘩中だから声なんてかけないけど、お互い無言のまま向かう先はAのお家
大我「 話すことなんてないでしょ、」
「 …………あるから連れてきたの 」
大我「 なに、」
相変わらず素直になれない俺に、Aはちゃんと向き合おうとしてくれてんだ。
家に上がって、ソファに腰かければAがお茶を2つ持ってほんの少し間を空け、俺の隣に腰掛けた
「 …………大我くんが誘ってくれたの、嬉しかった 」
大我「 そ、 」
「 ずっと楽しみにしてたの。でも風邪なら仕方ないっておもって、樹とふたりで出かけて、でも樹に心配されるくらいわたしの頭の中大我くんでいっぱいで、」
大我「 う、そ………… 」
「 それなのにしんちゃんから、大我くんとご飯行ったって聞いて、その時すごいショックだった 」
大我「 …………ごめん、そんなに心配してくれてたの、」
「 当たり前だよ、大好きな人だもん。ストの誰が風邪引いたって同じくらい心配する 」
大我「 メンバーとして、ね、」
「 …………でも、大我くんだったらもっと心配だったよ 」
大我「 え、だったらって、？」
「 風邪じゃないことくらい分かってた、嘘ついたでしょって責めたのはただの言い訳 」
大我「 じゃあなんで怒ってたの、」
「 嘘ついて断るくらい、嫌われたのかとおもって怖かった、」
大我「 ちが、嫌ってなんか！」
「 そういう心配を、ずっとしてたの 」
“ 大我くんにだけは嫌われたくないの ”
そう小さく呟いた言葉が俺の耳には届いていて、抑えきれない気持ちが勝手に体を動かした
「 っ、大我くん、」
大我「 むり、離したくない。なんでそんな可愛いこと言うかな 」
「 くるしい 」
大我「 知らない。黙って抱きしめられてて 」
好きで好きで堪らなくても、この気持ちは口に出してはいけないような気がした。
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あーりん(プロフ) - 更新まってました！また楽しみにしてます！ (2019年5月21日 22時) (
レス) id: 64b5baa2a0 (このIDを非表示/違反報告)
なゆ(プロフ) - ふまけんが出てきた！お兄さんしてる！！！ (2019年5月21日 20時) (レス) id: 69230dd273 (このIDを非表示/違反報告)
Lemon(プロフ) - 更新待ってます！頑張ってください！ (2019年5月21日 20時) (レス) id: 1a12731cb3 (このIDを非表示/違反報告)
rinrin05095569(プロフ) - いつもキュンキュンしながら読ませて頂いてます！主人公が、なにわ男子と仲良くしてて、嫉妬するようなのを書いて頂きたいです！大西流星くんメインでお願いしたいです！！ (2019年5月2日 0時) (レス) id: 7fbdcb078f (このIDを非表示/違反報告)
卵 - きゅんきゅんがとまんないです！更新頑張ってください！応援しています！ (2019年5月1日 10時) (レス) id: 4c39965e2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李苺
| 作成日時：2019年3月27日 23時
