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保健室に運ぼうとおもったけど、こんな姿のAを連れていったら事情聴取をされるに違いない。
今の俺にはこの事情を説明できるほどの余裕はないし、Aの意思で話すべきだとおもったからとりあえず空いてる教室に入って服だけ整えてあげた。
樹「 A、聞こえる？樹だよ 」
「 じゅ、りくん、？」
樹「 ごめん、守ってやれなくて、ほんとにごめん、！」
「 じゅりくん、わるくないじゃん、」
樹「 俺が一緒にいたら、ちゃんと京本くんにも事情説明してたら、」
大丈夫だよ って、俺を落ち着かせようとしてるけど、Aの体は震えてて。
俺が慰められてどうすんだよ、
樹「 とりあえず家まで送るから、荷物取ってくる 」
「 樹くん、」
樹「 ん？」
「 ひとりに、しないで 」
樹「 そ、うだよな…………俺の教室まで一緒に行ける、？」
「 うん、行く 」
弱々しいAを一人になんてできなくて、肩を支えながら教室に荷物を取りに行って。
樹「 A、家ひとり？」
「 うん、」
樹「 涼は？」
「 学校で、その後レッスン、」
樹「 そうだ、今日レッスンか、…………Aは休めよ 」
「 っ…………樹くん、」
樹「 へ、」
Aをベッドに寝かせて、俺はレッスンに向かおうと立ち上がると掴まれた腕
今にも泣きそうな顔で俺を見つめるから動けなくなった
「 わがまま、言っていい、？」
樹「 なに？」
「 忘れさせて、」
樹「 え、？」
「 っ……ごめん、なんでもない、」
俺の手を離して背を向けるAを無理矢理起き上がらせて抱きしめた
樹「 こういう、こと？」
「 …………触られたとこ、全部 」
樹「 っ、俺でいいの？」
顔はこっちに向けないけど、俺の膝に手を置いて小さく頷くA
樹「 怖くなったら、止めて 」
「 怖くない、樹くんだから、」
そんな煽ること言われたら、俺だってその気になっちゃうし。
レッスンのことも忘れて、Aに溺れた。
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李苺(プロフ) - sasaさん» ちょっと主旨が変わってしまいましたが、secondの方で書かせていただきました。リクエストありがとうございました！ (2019年3月29日 21時) (
レス) id: bb3ed34b8b (このIDを非表示/違反報告)
卵 - また、リクエストで申し訳ないんですが...夢主ちゃんがダンスレッスン中に倒れるお話が見たいです！お願いします... (2019年3月23日 14時) (レス) id: 4c39965e2a (このIDを非表示/違反報告)
Mocha(プロフ) - リクエストありがとうございます！！素敵なお話しでした！！ (2019年3月20日 18時) (レス) id: 649c667522 (このIDを非表示/違反報告)
卵 - リクエスト書いてくださってありがとうございます！これからも楽しみに読ませてもらいます！ (2019年3月19日 13時) (レス) id: c19c37e16d (このIDを非表示/違反報告)
李苺(プロフ) - エミリさん» リクエストありがとうございました！涼くんとのお話、書かせていただきました！ (2019年3月18日 22時) (レス) id: bb3ed34b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李苺
| 作成日時：2019年2月26日 19時
