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樹「 Aー行くぞー 」
「 はーい 」
樹くんに呼ばれて教室を出ると今日は一人多い。
大我「 お弁当忘れちゃったの 」
「 …………そっか 」
樹「 なに食おっかなー 」
「 わたし今日はパンがいいなー 」
樹「 それ購買じゃん(笑)席取っとくから買っておいで 」
大我「 じゃあ俺もパンにしよ 」
「 え、」
大我「 行こ？」
わたしの手を引いて勝手に進んでいく大我くん
ほく と樹くんに助けを求めるけど2人はもうお昼ご飯に必死になっててこっちすら見てない。
「 …………待って、購買そっちじゃないよ、」
大我「 わかってるよ 」
「 や、やだ、！」
わたしの教室の前まで連れてこられて、大我くんは一度足を止めて振り返った
大我「 なんで俺の事避けるの 」
「 べつに避けてなんか、」
大我「 櫻庭ちゃんのことも。悲しんでるよ 」
「 …………大我くんにだけはそんなこと言われたくない、」
大我「 はぁ、べつに俺はいいけどさ。友達なんだからちゃんと仲直りしなよ 」
背中を押されて教室に入ると目の前には櫻庭さんがいて
櫻庭「 A、今話せる、？」
「 っいやだ、」
大我「 A 」
櫻庭「 っ、お願い、来て？」
今にも泣きそうって顔をするのにわたしの腕を掴む力は強くて痛い。
大我くんに背を向けて連れていかれる先は人が少なくて静かなところ
体育館の横を通り、櫻庭さんが倉庫のドアを開けてそのまま乱雑に中にほおり込まれた
櫻庭「 あんた、本当にウザい。消えろ 」
「 いやっ、！！離して！！」
急に体を押さえつけられて身動きも取れない状況に追い込まれる。
真っ暗で誰かいることさえ気づかなかった。
わたしの味方はいない。
もう、どうにでもなれ。
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李苺(プロフ) - sasaさん» ちょっと主旨が変わってしまいましたが、secondの方で書かせていただきました。リクエストありがとうございました！ (2019年3月29日 21時) (
レス) id: bb3ed34b8b (このIDを非表示/違反報告)
卵 - また、リクエストで申し訳ないんですが...夢主ちゃんがダンスレッスン中に倒れるお話が見たいです！お願いします... (2019年3月23日 14時) (レス) id: 4c39965e2a (このIDを非表示/違反報告)
Mocha(プロフ) - リクエストありがとうございます！！素敵なお話しでした！！ (2019年3月20日 18時) (レス) id: 649c667522 (このIDを非表示/違反報告)
卵 - リクエスト書いてくださってありがとうございます！これからも楽しみに読ませてもらいます！ (2019年3月19日 13時) (レス) id: c19c37e16d (このIDを非表示/違反報告)
李苺(プロフ) - エミリさん» リクエストありがとうございました！涼くんとのお話、書かせていただきました！ (2019年3月18日 22時) (レス) id: bb3ed34b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李苺
| 作成日時：2019年2月26日 19時
