好きの早とちり ページ1
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本当はこんなはずじゃなかった
雄登は優しいからつゆのそばに
ずっといてくれてるだけ。
でもたまに自分でも勘違いしちゃう。
雄登はつゆを女の子として
好きでいてくれてるんじゃないかって
曖昧な態度はしちゃいけないって、
いつもおもってた。それなのに嫌でも
意識しちゃって、気づいたら
つゆが目で追うことの方が多くて、
自分の単純さに情けなくなった。
作間「 つゆちゃん、瑞稀くん可哀想だよ 」
「 ……きっと瑞稀だって怒ってるよ 」
作間「 確かにつゆちゃんのいる前じゃ
あんなんだけど、
俺らだけになるとため息ばっかついてるよ？」
「 だって、また前みたいに
負い目を感じて欲しくない 」
作間「 え？」
「 ぁっ、何でもない！」
つい口を滑らせてしまって、
急いで楽屋を出ようとするけど
やすやすとさくちゃんの手に捕まった
作間「 待って。ちゃんと説明して 」
「 や、やだ 」
作間「 同じグループだよね？
頼ってナンボじゃないの？
そんな信頼薄くて今後やっていけるの？」
「 っ…、」
作間「 ……どうしても瑞稀くんに
知られたくないなら、絶対言わないから 」
さくちゃんに一通りのことを話した。
さすがに雄登を意識してることは言えなくて。
助けてもらってるって曖昧にぼやかした。
作間「 それ抱え込んで、
どうにかなる問題じゃないのはわかってるでしょ 」
「 うん、ごめん、」
作間「 まあ、事情はわかった。
でも瑞稀くんにはこの前の発言について謝ること 」
「 ……はい、」
作間「 それと、」
ずっと掴まれていた腕をきゅっと引かれて、
さくちゃんの腕の中にすっぽり収まる体
作間「 ちゃんと話してくれてありがとう。
つゆちゃん、本当にハイハイのこと
嫌いになっちゃったのかと思って結構不安だった 」
「 え、嫌いになんてなるわけない！むしろ
ハイハイが大切だから心配かけたくなくて、」
作間「 逆効果だよ？
みんな、俺と同じこと思ってる 」
「 う、そ…、」
作間「 そろそろ、みんなくるんじゃない？」
「 謝らなきゃっ 」
さくちゃんの言う通り、
続々と入ってくるメンバーたち
つゆの顔を見るなり、困ったように おはよう って。
どうしよう、みんなに
こんな顔させてたなんて全然気づいてなかった
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美紀 - 瑞稀君と優斗君寄りのオール担当です最高です (2019年7月20日 10時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
まむん(プロフ) - Boom FIREのパスワードはどこで公開されてますか？ (2018年7月22日 4時) (レス) id: cad006097d (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - つゆちゃんと瑞稀がほんとの気持ちをお互いに言い合うところ好きです！番外編？的なのみたいです！次の作品も楽しみにしてます！ (2018年5月26日 1時) (レス) id: 5858095a17 (このIDを非表示/違反報告)
門下生(プロフ) - つゆちゃんじゃなくなっちゃうんですね（ ; ; ）（ ; ; ）つゆちゃん大好きです！次の作品も楽しみにしています！ (2018年5月21日 0時) (レス) id: 9ad437b21c (このIDを非表示/違反報告)
せーらん。 - 瑞稀といちゃいちゃしてるのみたいです！ (2018年5月13日 21時) (レス) id: 72106770ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李苺
| 作成日時：2018年4月5日 20時
