◎ ページ5
･
「 なんでこんなかっこいいのに、優斗くんに彼女できないんだろうね 」
優斗「 へ、？！俺かっこいい、！？」
「 うん、優しいし面白いし 」
優斗「 えーっ、嬉しいなあAちゃんにそんなこと言われるの 」
「 わたしでいいの？(笑)」
優斗「 当たり前じゃん？！こんな可愛い子に言われたら期待しちゃうけどね！」
「 え？…………ああ、ごめん！そういうつもりで言ったわけじゃなくて、(笑)」
優斗「 ちょっと傷つくんですけど！？(笑)」
「 ふふ、ごめんごめん(笑)」
保健室に入ってみるけど、生憎先生は不在だった
「 上手く巻けるかな、」
優斗「 期待してまーす(笑)」
「 プレッシャーなんですけど。(笑)」
そう言いつつも、割と綺麗に巻けた包帯
時計を確認するともう昼休みも終わる時間で
「 本当にごめんね、怪我させちゃって 」
優斗「 Aちゃんは気にしなくていいから！巻いてくれてありがとね 」
「 うん！じゃあ、また明日ね 」
優斗くんと階段のところでお別れをして教室に戻るとひょこんとわたしの横に来た飛貴
飛貴「 どこいってたの？」
「 んー………………ないしょ 」
飛貴「 隠し事はなしじゃない？！」
「 そんなのいつ決めた？」
飛貴「 今！俺が決めた！」
「 やだやだ。そんな約束しない 」
飛貴「 なんでよもう！」
授業が終わってもしつこく聞こうとしてくる飛貴を適当にあしらっていると、急にハッとひらめいたような顔をする
飛貴「 ね！今日一緒に帰んない？」
「 あー、いいけど。じゃあちょっとまってて？」
飛貴「 なにか用事？」
「 飛貴と帰るからって、伝えに行こうとおもって 」
飛貴「 誰？もしかして彼氏とかいた？！」
「 ううん、彼氏じゃないよ(笑)幼馴染が一個上でこの学校にいるの。言ってなかった？」
飛貴「 あ、聞いたかも！じゃあ俺も着いてく！」
「 なんで？ひとりでいけるよ 」
飛貴「 俺がちゃんとAを守りますんで！って！」
「 守ってもらわなくても大丈夫だけどね 」
飛貴「 もー、細かいことはいいの！」
荷物を取り上げられたかとおもえば手を握られて
べつに振り払う必要もないから、そのまま涼くんのいる教室にふたりで向かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 979人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：李苺
| 作成日時：2018年10月24日 19時
