瑞色日記 (ページ10)

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# YUTO

さっきまであんなニヤニヤ嬉しそうにしてたのに、気づけばまたやばいって顔に戻ってるみずっくん

井上「どうしよ、」

髙橋「で、でもAちゃんはそれでいいって言ってたんでしょ、！？」

井上「そ、そうだけど…… 」

でもそんなみずっくんの不安は一気にぶっ飛んだ

「瑞稀くんね、名前呼ぶだけで嬉しそうにしてくれるの。話しかけるだけでちょっと顔赤くしてて」

『そんなウブな反応いつまでするわけ』

「でもどんどん進んじゃうより、ゆっくりの方がお互いドキドキするしいいじゃん！」

『まあAがいいならそれでいいけど』

本当にAちゃんのことになると百面相なんだよね、また顔真っ赤にしちゃって

橋本「ほら！行きなって！」

井上「わっ、ちょ、！」

はしもっちゃんに押されてバタバタとAちゃんの前に飛び出る形になる

「えっ、井上くん、！？」

井上「え、と……ごめん、」

「今日は、たくさん来てくれるね、嬉しい」

Aちゃんがほんのり顔を赤く染めて俯く

何これ！？可愛すぎるし、え、むしろ2人ともこういうウブな感じが逆にいいんじゃない！？

井上「 ……Aちゃん、」

「へっ…、？」

井上「って、呼んでもいいかな」

「っ～、うんっ！」

井上「じゃあ、Aちゃんも俺のこと、」

「み、瑞稀くん！！」

井上「ふふ(笑)うん、そう」

「嬉しい、ね」

井上「だね、」

あーーーー見ててうずうずするけど2人とも可愛すぎるし、なんなんだろうこれ！

隣ではしもっちゃんも地味に悶絶してるし！

『もっと男らしいとおもってた』

井上「は」

『 Aのこと傷つけたらコロスから』

可愛らしい顔からは想像のつかない言葉を零していくAちゃんのお友達

「那津果こわいから、」

『わたしは本気』

髙橋「その調子でもっとみずっくんに男らしさ教えてあげてほしい」

『本当、Aの彼氏になれたこと、この世の全てに感謝しなさいよ？』

井上「優斗、こいつなんなの(怒)」

「ご、ごめんね！？那津果も悪気はなくて… 」

井上「なんでAちゃんが謝るの」

『そうだよ。悪いのはこいつなんだから』

勝手にAちゃんでバチバチする2人を苦笑しながら眺めることしか俺らにはできなかった(笑)

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あと公開設定ミス多いです、すみません