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# RYO
泣きそうになりながらもちゃんと学校は来てて
俺らもさすがにふざけたことは言えなくてだんまりして
井上「 2人までそんな静かだともっとつらくなるんだけど 」
�盒供� だ、だってぇ！明らかにそういう気分じゃないでしょ！？」
井上「 2人がバカやってるの見て元気もらってることだってあんの！」
橋本「 案外可愛いとこあんじゃん、」
井上「 うっせ、」
ってことだから瑞稀のご要望通り、いつもの優斗のバカ発揮させて、少しだけ ふふ って笑ってくれる
�盒供� まあさ！ダメだったときは俺らがいるじゃん！？」
井上「 お前らといても心は癒されないよ 」
橋本「 俺がAちゃんの代わりにイチャイチャしてあげる 」
井上「 キモい！」
少しは元気になったのか、その後の授業も真面目に聞いてるし、俺らもただの脇役じゃないって証明できたんじゃない？
昼休み、ケータイを見てまたガックリと項垂れてる
�盒供� Aちゃん？」
井上「 そ。既読すらつかない 」
�盒供� ブロックかぁ、」
井上「 まだそうとは決まってなくない！？」
橋本「 そういう時だけポジティブなんだね 」
井上「 ……多分、待っててくれるから 」
�盒供� なんて言ったの？」
井上「 放課後、教室で待っててって。ちゃんと話そうって 」
�盒供� まあここまで来たら賭けだよね！」
橋本「 Aちゃん、優しいし瑞稀のことまだ好きだとおもうよ 」
井上「 ……だといいけど、」
そんなこんなで残りの2時間は過ぎ、放課後を迎えた
橋本「 はやめに捕まえといた方がいいんじゃない？」
井上「 それじゃ無理矢理声かけるのと同じだろ、」
�盒供� じゃあ半分くらい人が帰ったらにしよ！」
井上「 えまって、お前らついてくるつもり？」
�盒供� だって、2人で教室で残ってても面白くないじゃんね 」
橋本「 ね 」
井上「 いや、……はぁ、勝手にすれば。邪魔したら許さないから 」
�盒供� わーってるって！」
いまいち信用ならないのか鋭い目付きで優斗を見るけど、まあ今はそれどころじゃないよね
井上「 ……よし、行ってくる 」
�盒供� 遂に戦いの時か！」
橋本「 振られたとしても俺らがいるからね！」
井上「 振られねえし！」
�盒供� 昨日はあんなになよなよしてたのに〜 」
井上「 うるっさい 」
頑張ってちゃんと仲直りするんだよ
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作者名：李苺
| 作成日時：2018年6月24日 20時
