とある日 ページ2
no-side
「芥川の兄さん!」
ポートマフィアの本部ビルにハツラツとした元気の良い声が響き渡った。
「…蒼か…騒がしい。僕は任務に行く途中だ。話があるのならば手短に話せ」
淡々と述べる芥川を見て笑い、小さな少女は話し始めた。
「あのね!この間商店街のくじ引きで温泉旅行の券があたっt「待て、貴様商店街に行っただと?」」
楽しげに話している蒼の話を遮り、芥川が問うた
「うん、そうだけど?それでそれで!10人分の券当たったの!樋口の姐さんとか黒蜥蜴の人連れてって行こう!」
本当にポートマフィア所属の異能力者なのか…
傍からみたらきっと兄に旅行をせがんでいる幼い女児だろう。
「僕は温泉が嫌いだ。連れて行くなら樋口と黒蜥蜴だけにs「中原さん!!温泉行きましょう!」…中原さん…」
説得する暇も無く、五大幹部である中原中也を誘っていた。
「おい、芥川が心底嫌な顔してんぞ…」
その時の芥川の顔はこの世のものとは思えない程嫌な顔をしていた。
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作者名:夏野菜 | 作成日時:2020年5月10日 21時