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「えっと…すまん、そしたら話を進めてもええか？」
そうしている私とオスマンさんに、そう尋ねてきたトントンさん。
(あっ、他の方々も居るのについ…！)
オスマンさんの表情を見て、いてもたってもいられずに行動してしまった結果、彼らを待たせてしまっていた事にやっと気付き、一気に恥ずかしくなった。
『す、すみません！大丈夫です！！』
バッと頭を下げ、続きを促す。
「ええよ、ええよ、気にせんで。さて、じゃ、まず今回の事についてなんやけど………」
そこから、先程までにあった事の流れの説明を受けた。
「そいつらから聞いたんやけど、これで合ってます？」
『はい。私が経験した通りの事です』
「そうか……そしたらやっぱり、お前らが悪いなぁ…」
私が頷けば、トントンさんは、後ろにいるシャオロンさんとコネシマさんの方へ、ゆらりと振り返りながら剣を構え直す。その様子は、今にも2人に斬りかかりそうだった。
そこでやっと私は気付いたのだ。トントンさんの白く綺麗な羽が、付け根の辺りから段々と黒く染まっていっている事に。
「トントン…堕天してきてるなぁ」
「当然やろ。注意したばっかやったのに、同じ事が起きたんやから」
隣でそう呟くロボロさんとオスマンさんの言葉で、あの現象を堕天と呼ぶのだと分かった。
そう言えば、怒ったりすると羽が黒くなるという事を、自己紹介の時教えてもらった気がする。
って、待って、呑気にそんな事を考えている場合じゃない！このままじゃトントンさんが本当に2人に攻撃しかねないのだ…
もう一度やられたのか、既に2人はだいぶボロボロなのだから、これ以上怪我を負わせるわけにはいかない。
そう思った私は、すぐトントンさんと2人の間に走って入り込み、手を広げて立ち塞がった。
『トントンさん！私なら大丈夫です！こうして元気になりましたから…！それに、シャオロンさんとコネシマさんが私を殺さないよう、必死に耐えてくれた、という事も、コネシマさんは元々助けに来てくれたんだ、という事も聞きました！！』
勢いのままそう言って、震える身体で、目をギュッと瞑り、なんとか立っている。
沈黙が辛い。
私が殺されるのではないか、という恐怖に飲み込まれそうだ。
「なんなんや、お前…」
「お前、何しとるん…？」
その沈黙を破ったのは、同時に響いた2つの声だった。
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ユドーフ(プロフ) - 怪盗Nさん» ありがとうございます！！！嬉しすぎます...自分の好みが怪盗Nさんにも好いてもらえて良かったです！頑張ります！！！！ (2020年2月19日 18時) (
レス) id: 7bf2f68390 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - 控えめに言います。最高です。真面目に私の好きなもの詰め込んでる作品です！更新頑張って下さい！ (2020年2月18日 18時) (レス) id: 0017a7a923 (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - ルーンさん» ルーンさん…！！発狂寸前だなんて…本当にありがとうございます！！はい！復活したので、また更新していきます！コメント毎回とても嬉しいです！本当に、本当にありがとうございます！ (2020年1月7日 0時) (レス) id: b6d5c53f52 (このIDを非表示/違反報告)
ルーン - コメント失礼しまーす！！ はい…うるさいっすよね。だって一番最初から見てたから＾＾続編来たとき発狂寸前でした…インフルエンザ辛いと思いますが、頑張って治してくださいね！応援します！ (2020年1月2日 2時) (レス) id: 0c6e119b4e (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - ルミさん» コメントありがとうございます！！そう思ってもらえて良かったです！とても嬉しい言葉をありがとうございます...！はい！！頑張ります！ (2019年12月19日 23時) (レス) id: 9a9478c8c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユドーフ | 作成日時：2019年12月17日 23時
