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食堂にある大きな長テーブル。グルッペンさんが目配せをすると、オスマンさんは私を1番端の、所謂誕生日席とやらに案内してから空いていた自分の席に座った。
ここでの頼れる味方であるオスマンさんが離れてしまった、というだけで、物凄く不安になる。
しかも、この席と反対側の席にはグルッペンさんが座っているのだ。嫌でも視界に入ってしまう。
「さて、それでは夕食の時間だ…といきたいのだがな。話さねばならない事がある。トントン」
「はいよ。まずは今日何があったか、から話すわ」
グルッペンさんがそう言うと、彼の右隣に座っていたトントンさんが立ち上がった。他の方々はいつの間にか全員席に着いており、今日の騒ぎを知らない人は不思議そうな顔をしている。
「何や、何かあったんか？」
「せや。グルッペンがAさんを襲った」
「「「はぁぁぁ？！？！？」」」
シャオロンさんの問いにトントンさんが淡々と応えると、途端に数人の驚きの声が重なり、鼓膜を震わせた。
「うっそやろ？！マジでか？！」
「マジや。しかも理性失ってたから、後一歩オスマンが助けに行くのが遅れてたら死んでたわ」
「おいおいおい！殺すな言うたのはお前やんけ！？」
「グルッペン！おま、アホちゃうか？！？」
「うわ、それは無いっすわ」
「引くわ〜。がっつきすぎやん」
「ほんまにクズやな。有り得へん」
「グルッペンさん……」
「意味分からん…」
「本当に馬鹿じゃん。何なのマジで」
非難の声や、ため息がそこかしこから聞こえてくる。
驚愕しながら罵り続けるシャオロンさんに、ロボロさん。煽るような口調で淡々と言っていくショッピさんと、苦笑を浮かべるチーノさん。落ち着いた様子で冷たく非難するのは兄さん。呆れた目で見つめ、ため息をつくエーミールさんとゾムさんに、額を押さえるひとらんさん。
各々反応を示し、知っていた方々は、苦笑しながら、うんうん、と頷いている。
「で、そういう事があったんやけど、それで分かった事があるんですわ」
「分かった事？」
「そう。しかも、結構重大な事や」
「それは一体何でしょうか？」
トントンさんは先程までの雰囲気を、再び神妙なものに戻すと、説明し始めた。
「いくらグルさんが理性の強い方やないとは言え、そんなに簡単に理性を失ったりはせえへん。なら何故そんな事態が起きたのか、それは、Aさんの血が美味すぎるから。
＿＿Aさんの血は特別な血みたいなんや」
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ユドーフ(プロフ) - あんりさん» ひぇぇぇありがとうございます！！嬉しいです！！絵柄コロコロ変わる人間なので、今はまた違った感じなのですが、そう言っていただけると嬉しいです！！(イラストは基本、Twitterの方であげたりしています！) (2019年12月23日 21時) (
レス) id: 92bd9f5310 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - いやぁ神作品ですねぇ！！！イラストもどストライクの絵柄でした！！！ (2019年12月23日 19時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - うんちっちさん» 神だなんて畏れ多い...！ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年12月17日 20時) (レス) id: 839dbecfab (このIDを非表示/違反報告)
うんちっち - いやはや...神ですねぇヤバいですねぇ〜更新頑張ってくださいね！ (2019年12月17日 18時) (レス) id: 473868f78a (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - ルーンさん» ルーンさん！またコメント...ありがとうございます！嬉しすぎます！！今ちょっとリアルが多忙なので、もう少ししたら更新出来ると思います！頑張ります！！(えっ、えっ、ぽこにゃ んさん知ってます！！好きです！！！え、嬉しい！ありがとうございます！(煩い) ) (2019年12月5日 0時) (レス) id: 743532c008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユドーフ | 作成日時：2019年9月22日 2時
