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2階に付くと、オスマンさんはまず食堂を案内してくれた。
彼らの中でのルールで、昼は自由だが、朝食と夕食は揃って食べる、というものがあるらしい。すぐにふらっと出かけてしまう方もいるから、一種の生存確認も兼ねているだとかなんだとか。
ただ、彼が言うには、魔界には陽が射すことは無いらしく、ずっと夜なのだそうだ。だから、朝だ夜だと言ってもそれは全て時計で判断しているらしい。まぁでも結構アバウトで、だいたい今だろ、というようにして決めているみたいだ。
私達が着いた時の食堂は、微妙な時間だったこともあり、誰もいなかった。そして、そこもまた映画などでしか見たことがないような部屋だった。…というか、この城は全ての場所がそうなのだ。目を覚ましたあの部屋もそうだった。ちなみに、あそこは会議室と呼ばれているらしい。
食堂を出た後は、彼らの自室があるという3階に向かった。流石城だ。一部屋一部屋の広さも凄いのに、部屋数が半端ない。
「ここに俺らの部屋があるめう。階段を挟んで右に7部屋、左に8部屋。1番奥の突き当たりにある黒い扉の部屋がグルッペンで、その右側の部屋がトントン。左側が俺めう」
重厚な作りで、金の縁どりがされた黒い扉。その威厳のある雰囲気から、確かにあの人のイメージにぴったりだと思った。
「あ、ここがAちゃんの部屋やで。1個空いてたから丁度良かったわ」
『！私まで部屋を貰えるんですか？』
「そりゃそうやろ。部屋くらい用意したるわ」
私の部屋、と言われたそこは1番左端にある部屋で、目の前はチーノさん、隣はショッピさんの部屋だそう。まさか、部屋をくれるなんて……彼らは思っていたより私のことを丁寧に扱ってくれる。オスマンさんに見つけてもらえて本当に良かったと改めて思った。
その後、屋上や高台等を見せてもらってから再び私の部屋の前まで送ってもらい、案内は終了した。1つ1つ分かりやすく教えてくれて、質問すれば丁寧に答えてくれたオスマンさんには感謝しかない。
『本当にありがとうございました！』
「お易い御用めう。それじゃまた、夕食の時に」
私が再度お礼を述べれば、オスマンさんはそう言って手をひらひらと振りながら自室に戻っていった。
とりあえず、貰った部屋を見てみるか…
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ユドーフ(プロフ) - あんりさん» ひぇぇぇありがとうございます！！嬉しいです！！絵柄コロコロ変わる人間なので、今はまた違った感じなのですが、そう言っていただけると嬉しいです！！(イラストは基本、Twitterの方であげたりしています！) (2019年12月23日 21時) (
レス) id: 92bd9f5310 (このIDを非表示/違反報告)
あんり - いやぁ神作品ですねぇ！！！イラストもどストライクの絵柄でした！！！ (2019年12月23日 19時) (レス) id: 4620368618 (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - うんちっちさん» 神だなんて畏れ多い...！ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年12月17日 20時) (レス) id: 839dbecfab (このIDを非表示/違反報告)
うんちっち - いやはや...神ですねぇヤバいですねぇ〜更新頑張ってくださいね！ (2019年12月17日 18時) (レス) id: 473868f78a (このIDを非表示/違反報告)
ユドーフ(プロフ) - ルーンさん» ルーンさん！またコメント...ありがとうございます！嬉しすぎます！！今ちょっとリアルが多忙なので、もう少ししたら更新出来ると思います！頑張ります！！(えっ、えっ、ぽこにゃ んさん知ってます！！好きです！！！え、嬉しい！ありがとうございます！(煩い) ) (2019年12月5日 0時) (レス) id: 743532c008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユドーフ | 作成日時：2019年9月22日 2時
