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「はぁ？！海岸に倒れてたから連れてきたァ？！
ばっっかじゃないの？！」
ドカンと、大砲並みの音が鳴る。
そして目の前には大きなたんこぶを作った二人。
「「…ご、ごめんなさい…」」
そして振り返るオレンジ色の髪の女の人。
とてもセクシーな服を着ている。
「まったく………あ。私はナミ、航海士よ！
え〜っとあんた名前は？」
「A…です」
「おっけ〜Aね！あの馬鹿たちが悪かったわね。
…この様子じゃ家族は……
うん！いいわ！次の島着いたら、お姉さんと一緒に
孤児院って場所に行きましょう」
「……孤児院」
「えぇ！貴方みたいに、そうね…独りぼっちになっちゃった子が住む所よ！同じような子供達がたくさんいるから、きっと楽しいわよ〜」
「…ありがとう。ナミお姉さん」
そう言って、ナミさんという女の人を抱きしめる。
私は…七歳なのだろうか。……本当に？
「んま〜！！なんて可愛いいの〜！！
しかもめっっちゃ美人だし…これはモテるわね…！」
……でもこの人みたいに胸はないし、多分七歳かな。
「さて！汚れているし、お風呂に行きましょうね〜」
そういって、ナミさんは私をお風呂へと連れて行った。
ルンルンとしていてなんだか可愛い。
しかし私は「孤児院」
「家族」という単語に引っかかりつつも
どうでいいか。なんてのんけに思考を放棄していた。
＿＿＿＿＿＿＿
「…七歳にしては…持ってるわね…Cはあるわよ…」
「……んぅ？」
「………恐ろしい女の子ね…」
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作者名：ドーナツ | 作成日時：2023年9月2日 20時
